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続き。ちょっと日が開いたけど。



翌日より「アリスインデッドリースクール」の小屋入り。

小屋入り日は昼まで稽古して劇場入りと比較的ゆったりしてました。アイドル20人を引率して山手線に乗るという経験もできました。


で、翌日が怒涛のスケジュール。ダブルキャストなので二組の場当たりを3時間で終わらせ、二回のゲネプロ、その間に記者取材が入るという殺人的スケジュール!


稽古場でどんなに疲れててもはしゃいでいた女の子達もさすがにぐったりしてました。私もその日の最後は戦場を生き抜いた兵士みたいな気分になりました。



で、翌日が初日。前日が大変だったぶんしっかり落ち着いて迎えることができました。


この物語は台本を読んだ時に泣けたので、なんとしても観客を泣かしてやるんだっ!と稽古に臨みました。

んでけっこう泣ける感じになったんじゃないかと自信を持ち劇場入り。そこで物販パンフレットなんかが並べられてる光景を見てはたと気づいた。


客層は99%男性だっ!ってことに。


泣けるんじゃないかと自信を持ったのはいいが、なんとなく感覚として、



女性が泣いてる画を想像してた!


男性はそもそも厳しい。特に泣くなんて行為はなかなかしないぞ!


と一抹の不安を抱えながらの初日。


キャストはみんな稽古場では見せなかったキラキラ感。やはりアイドル。お客様の前ではパフォーマンスが違う。


ずるいよみんな。



で、一番こだわったラスト15分の泣かせシーン。


聞こえてきた!客席から鼻水をすする音が!


齊藤夢愛さん演じるベニシマがスローモーションでライターを投げ、愛衣さん演じるユウが、死が近づいた新川優愛さん演じるノブに語りかける。


いいぞいいぞ、鼻水がどんどん増えているぞ。今花粉の季節じゃないよね。


という訳で無事初日が終了。その後も右肩上がりに芝居は成長し(って言葉がよく似合う)、いい評判を貰って幕を下ろすことができました。


日増しに長くなったカーテンコールでの舞台挨拶。実はプロデューサーさんから、ゲネプロを終えた時点で、こういう世界観の物語だから、その感動を壊さないようにシンプルに挨拶なしでいこうと言われました。
私も作品の余韻まで考えて頂いたその提案に乗りました。



でも、初日に、


それを伝えるの忘れた!



で、みんなは舞台挨拶を開始。でもその空気や言葉がまた素晴らしく、観客の皆さんも大変喜んで頂いたので、プロデューサーさんも私もそのままやる方向にしました。

日増しに長くなったけど。みんなにコマネチをやらせたドウモト役鈴木まりやさんには驚愕。


この仕事を引き受けた時に稽古場で常に意識したこと。


学校の先生にはならない。
どんなスケジュールだろうと自分が思い描くクオリティーにする。


忙しいアイドル達24人の芝居。みんなの力でそれは達成できたかなと思います。


かなりのカロリーは消費したけどよい座組になってよかったなと思います。


この芝居に関わって頂いた関係各位、キャストのみんな、ありがとうございました!この場を借りて。


で、アリス千秋楽の翌々日。私は大阪行きのトラックに乗り込むのであった。


ペパカン大阪編に続く。