あってはならないことがある。
それはまさしく人為的である。
その過去の汚点、
“ なかったことにしてください!お願いします!”
と、絶叫したくなるような物語を
私は、多く、体験し、作り出し、そして所有している!
これはあなたたちが楽しむための物ではない!
それはどこか神聖でぇ、ほろ苦く、感傷的で情熱的である。
今まで時代背景により隠しておかねばならなかったのだ!
しかし、今や空前のブログ時代!
ここにこの数奇な物語を隠していても
もはや意味はないであろう。
そう手前味噌は申し上げません。
ごゆっくりご賞味くださいませ!
えっ?それはオトボケのため!いや真の恋愛概論
Part 5 てめえらより百倍かわいくて桁違いに若い子と戦ってんだぞ!
脅威の下心丸見え美人コンテスト女装参加。
世間様の前で赤っ恥大事件! 2
髪はちょっと少なめだが逆毛立てればどうにかなるだろう。
いまこうやって記述していると、そこまでして、完璧な女を目指してまで
彼女とそう言う関係になりたかったのか、
考えると、悲しさのあまり、
あまりの本末転倒のため意識を失いかけた。
本番当日、なぜか黒幕とその子が送り迎えをしてくれた。あたりまえ!
しかしまず最初のピンチ!ブラジャーがない!
さすがに妹にブラジャーを貸してくださいなんていえないだろう!
しかしそれはすぐに解決した。
メイクの先生が私のことを気に入ってくれて
普通10分程度のメイク時間なんだが
私は約一時間かけてくれ、
ブラジャーは従業員の女の子から着用しているものお借りし
ストッキングをつめた。暖かいブラジャーありがとう。
私が会場に入るとみんなこちらを見て陰口をいっている。
馬鹿じゃないん!男性も可と書いてあるけどそれは冗談のためよ!
さすがに結構きれいやん!出てくるだけあって!などなど
現実にはほかに男性が4人いて、しかもマッチョで体育系だった。
それが男性も可という意味なんだよ、
とつめたい視線で何人かに見られた。
しかし一緒のグループの女の子とは仲良くなりいいムードになった。
絶対ハワイに行こう!なんて声掛け合って!
しかしピンチ第二弾
経験のある方もおられるだろうが、私はバストがない。
だからブラジャーせり上がるのだ。
せり上がり始めると自分ひとりで矯正することは難しい!
だから誰かに調整してもらわなければならない!
そこはチームワークがあり!クリア!
最初は20名、次は10名、最後の審査は5名、それで決勝だ。
20名のときはまだ和やかなムードだった。
まだあんた残るとると!私のが美人やけ、
なんてジョークが出ていた。
10名に選抜されたとき、私に声をかける女の子は誰もいなくなった。
この馬鹿ヤロウそんな感じの目線が痛かった。
たしかに私の方がスタイル(52~55K)もよければルックスもいい!
それだけ太っていれば、俺には勝てんぜ!
そんな風に鼻で笑うように思った。
それに肌の手入れもされていない!
俺も無理かもしれんが5人選抜には残らんな、あんた!
みんな何ヶ月前からこのコンテストがあるのを知っていたわりには
準備がおろそかだった。
それとパフォーマンスも悪い。
見せつけないと!女は輝いて見えないんだよ!
明るく、弾けていないと、好感が持たれない!
だから私は弾けた。
どれだけの笑いを取っただろうか!
おれが優勝したかった。
おれが優勝したる!
おれが優勝してやる!
オレが優勝!そしてミスOO祭になってやる!
そして、おれが最高の美人なんだ!
ふらふら集まった緊張感のない学生どもと一緒にされては困る。
下心があってはじめたことだけど、
もうそのときはもうどうでもよかった。
というより、
約300人前後から選抜され残り少なくなると、
みんなそれなりのチャームポイントを各自持っていてかわいいのだ!
男だという珍しさでここまできたが、
ここからはそれがハンディーになる。
これからはそのハンディーを何かで補わないと絶対勝てないんだ。
ここまできて引返すことはできん!ならば天下を取る!
競われる美しさとはそういうものだ!
そして最後の5名に選ばれた。
さっきに子は落選した。
もう張り詰めた糸の中で牽制しあう
休憩にもう一度メイクに時間をとられ休む暇がなくなっていた。
そこに黒幕とその子が現れた。
軽蔑しているような、女として負けたくないような、
不思議な顔をしてこういった。
OOOO!かわいいよ!(バカヤロウ!)
おまえら、それが俺に向かっていう言葉か!
おまえらより数百倍きれいで
桁違いに若い女の子と戦っているんだぞ!
返答せず、次なるパフォーマンスに集中した。
次はフィーリングカップル5対5
二組のカップルが生まれた!
そのひとつは私だ。もちろんほっぺにキスをされた。
会場はわくにわいた。笑いの渦だった。
これで決まり!優勝決まり!
これで優勝を決めてやる。
すべての努力と才能は生かされた。
はずだったが、だがやはり優勝はできなかった。
準優勝、トロフィーだけが私のもと届いた。
オープンカーで文化祭会場を優勝した女の子とまわった。
やはり、女には勝てん!そういったら彼女はあきれた顔をした。
たしかにスタイルもよく
美しさとかわいらしさを兼ねて持っているすごい美人だ!
彼女は優しい目でこういった!
“あなたはなぜそこまでして優勝したかったの?”
あまりにピュアな心に、見透かされた思いで私は言葉を失った。
そして、そのピュアなこころが彼女を優勝に導いたのをその時確信した。
私は彼女と同乗できることに敬意を払った。
OK!この素晴らしい経験に感謝しよう!
この車には私たち以外誰も乗れない!
それだけでもう気分は最高だった!
彼女は誰とハワイに行くのだろう?
帰りに車の中で黒幕とその子から連発された
私に対してかわいい、かわいいという言葉にいらだった!
私は遠い目で、女性の持つ美しさを考えていた!
結局、黒幕たちは、そのピュアな女王の魅力が見ることができない!
私はこれで何を得たのだろう!
それは美人コンテスト(女性対象)で
男で準優勝を取ったことだ。
これはいくら金を積んでもできないことだ。
そう、君にはできるだろうか?