みんなぁ!ぼくのことを勘違いしてる。
乙女チックじゃない、ハードボイルドだ。
おお、ハードボイルドにきまっているのだ。
でも好き好んで、ティックしているわけでない。(チックじゃないかな~?)
だって変だろ、40も超えたお兄さんが (お、お兄さん?)
夢よ!ハーブの花よ!
とあたり一面に語りかけていたら
草木が踊り始めるだろう?
鳥たちは歌うのを止め、森の合奏に耳をかたむけるだろう?
そうなったらどうなると思うかい?
メイプルシロップのようにほろ苦いくて甘いブルーズが流れてきて
木精たちが歌を忘れたらどうするんだい!
そんなロマンテイックなこと現実に起きないし
考えられないだろう?
結局、夢物語なのさ!
僕の耳の中にコロボックルは住んでいないし
猫に変身してエセックスでジェニーにも会ってない!
ドイツのエッセンの田舎でエドガーやアランは僕を待っていないし
ノルデもマッケもまだ生きている。
まだ第2次大戦の傷跡が残ったシュレスヴィヒの町に
身を潜めるのもいい手だが大きい事もしたい!
だから僕はハードボイルドに憧れるんだ。.
僕はK1でも挑戦できるほどのファンタスティクの持ち主なのだ。
君の目やに、に乾杯!こういってリングに上がりたい。
リングサイドから16世紀前後のゴチック衣装を決めた
少女がモウセンバラの花びらを投げ撒き散らす。
サンキュウ!セニョリーヌ-!
僕の額に赤い花びらがキスし、男同士の戦いが始まる。
今日の相手はすこぶる強い!
闘牛を思い出すほど闘志を持っている。
あのホランドを30秒で葬った勇士である。 (ふーっ、相変わらず、訳、分かりません!)
左右にゆれる筋肉質の体、僕の太ももくらいの太い腕
早いジャブに、はやすぎるまわし蹴り。
今日のメニューはどうなんだい!いやに慎重じゃないか!
額の花びらが汗で流れて唇にキスした瞬間、
野獣の回し蹴りが炸裂!
だが私は空にまわっていた。
それを見た観客は立ち上がって叫んだ!
オオ、あれは南斗水鳥拳だ、なぜ今まで!
観客席から声があがる! おお!(わかりません、ふーっ1人で突っ走らないで下さい!)
こうやって膨らんでいくボクのハードボイルドの夢は
全然ロマンティクではないだろう! (............ふーっ、次、行こうか?)