最近本当にSNSを開かなくなり、つい記録を怠ってました。
8/28に修理と弦の張替えに出したチェロを取りに行ってきました。
松本さんとお弟子さん以外いないといいなーと思いながら行ったら、残念。
スーツ姿の男性のお客様がひとりいらしてました。
松本さんが今回の作業について説明をして下さった。
まず指板と弦の距離を近づけるために駒を低くしたこと、魂柱の位置を直したこと。
松本さんの持論は、弦は同じメーカーのものを使うのが良いそうなのですが、今回D線のみJARGARのLight、A,G,C線はSPIROCOREになりました。
はい、はい、と聞いてたけど、私、そうした意味が分からないー!
「あのー・・・、すみません、このLightって何がLightなんですか?」
と聞いてみる。
また松本さんは笑いながら、
「問題だらけだから、バランスをとるためにDだけ少し柔らかめ(と言ったはず)にしたの」
と教えてくださり、すかさず、
「弾いてみ」
と、仰せに。
「えー、弾くんですか~(やだー!)」
と、一週間前にタイムスリップしたような会話。
でも前回はお借りしたチェロ。
今回はマイチェロ。弦を抑える場所にちゃんとマーク付いてるし。どーにかなるべ。
「えーと試し引きの時も弦にマツヤニつけたほうがいいんですか?」
と我ながらしょーもな質問をしてしまったと思ったけど、
「そんぐらい大丈夫だよ」
と言ってニヤニヤしながら、松本さんはさりげなくご不浄に消えて下さった。
んが!
目の前に、そのお客様とお弟子さんがいるっ。
「君何人兄弟?」
「僕、◯人兄弟の□番目です~」
って、不自然な会話始めるし。
家でこっそり感動しようと思ってたのに、この公開処刑状態泣ける。
仕方なく処刑される事にする。
音階だけ弾いてごまかそう。
どこから弾こう。ネックを掴んでみる。
んー、ん?
弦軽くなってる!!!!やったー!
えー、とりあえず開放弦でG~♪
ザワザワザワザワザワーーー!
とっ鳥肌立ったー!
目がテン!
全然別物になっちゃった。
ビリビリ響いてくる。
これがこのチェロの実力だったの!?
恐ろしすぎる。
音階を一往復済ませる。
松本さんが
「どーぉ?変わったでしょ?」
と言いながら部屋に戻ってこられた。
「すごすぎてビリビリゾワゾワしてます。持ち込んだ時に仰ってた事がよくわかりました。あ、それに抑えやすくなりました」
「でしょー、ひどかったもんー」
と軽くdisられつつ、まだ問題だらけだけど、今はこれ位でいいんじゃない?との事でお会計を済ます。
合計で、あれ?幾らだったっけ?
47000円か37000円のどちらかでした。
早くアップしとけばよかった。
感動と感謝の気持ちを何かことばにしたかったけど、ここは既に公開処刑場・・・
もう、さっと去りたい(>_<)
で生まれ変わったチェロの音の余韻を肌に感じながらそそくさと工房を後にしました。
その後最初のレッスンで、先生からも凄い鳴るようになったと驚かれました。
弦一本を弓で弾いてるけど、他の弦も振動の影響を受けて振動しているらしい。
とにかくG線の響きが違いすぎて、今日もレッスンだったけど、一番太いC線がビリビリ震えてると感動されてました。
私は余裕無くて気づいてなかったけど・・・。
でも音の余韻は格別です。
上手く発音できた時は気持ちよすぎてちょっとした瞑想気分にひたれます。
G線が飛び抜けて良くなりすぎて、D線も同じくらい響かせたくなってきたけど、そらはやはり腕の問題かな(≧∇≦)