【症状が改善するプロセス】 | 小林接骨院はりきゅう治療院小林友広の院長ブログ(東京都府中市)

【症状が改善するプロセス】

外傷にしても、習慣性の負担に由来する局所的な慢性の痛みにしても、症状が改善するプロセスには次のようなことが考えられます。
※無症状の時にも利き手などの関係で、左右差などのアンバランスは常にある前提です。
(アンバランスとは得意パターンの動作が強調され過ぎて、強い側は使い過ぎで突っ張り、弱い側は縮むというようなことです)
 
外傷の痛みをかばうための不良姿勢や自前のアンバランスが増悪することにより局所の負担増に起因する痛み

施術、ストレッチ、温浴など

バランス良化(姿勢改善)

患部の負担軽減による症状の緩和

良姿勢での日常生活動作やスポーツ活動
(得意パターン、不得意パターン両方の刺激が体に入る)

不得意パターンの刺激で、それまで使えていなかった部分が疲れる

アンバランス増悪

症状悪化

施術、ストレッチ、温浴など

バランス良化(姿勢改善)

患部の負担軽減による症状の緩和

……(上記の繰り返し)
 
これを継続するうちに不得意パターンの動作が日常生活やスポーツ活動に取り入れられて、「それまで使えていなかった部分」が使えるようになり、弱い部分が鍛えられていきます。
 
運動習慣がつくための期間を考えても3週間や3か月継続することで、新しい刺激に慣れたり、レベルアップすることができます。
 
「ほぐしたら楽だけど、しばらくすると痛い」のような症状再発の繰り返しは、「それまで使えていなかった部分(弱い部分)」の耐久性が向上していないことが考えられます。
 
不得意パターンの耐久性が向上して、症状が緩和→消失するように、少しの間がんばりましょうウインク
 
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