飼い主の責任です | 写真家 TOMCATのブログ

写真家 TOMCATのブログ

ブログの説明を入力します。

Twitterで拡散されテレビでも報道され警察まで動いているという一件。

 

黒い車に乗った男性がとある家の前でパンを投げていったん離れまた戻って来てパンを食べている猫をエアソフトガンで撃つという動画。

 

撃たれた猫はその家の飼い猫だそうで防犯カメラにその一部始終が写っておりそれがTwitterで拡散され騒ぎになっている。

 

Twitterのコメントの大半は予想通りその撃った男性を一方的に虐待だと騒いでいる。

 

それに関しては反論はしない。

 

しかし、その原因を考えたとき、一方的にその男性を責められないかもしれない。

 

ペットは飼い主にとってはそれはそれは大切で可愛くて家族のような存在だろう。

 

ポコを飼っている僕もそうだから異論はない。

それはそうなんだけど、世の中には動物が嫌いとか猫が嫌いとか、何なら猫アレルギーの人もいる。

 

可愛い動物でもそれを好きじゃない人もいる。

 

好きじゃないからエアソフトガンで撃つというのはいけない。

 

でも例えば、その猫が外で他人に迷惑をかけていたとしたら?

 

猫にしてみればいたずらした覚えは無くても他人の家の敷地内で糞尿していたとしたら?

 

いたずらされても腹が立つけど、日課のように糞尿しに来たら怒り狂う人もいると思う。

 

猫を飼ったことある人ならわかると思うけど猫の糞尿はかなり臭い。

 

ペットとして家で飼っている時は消臭効果のあるトイレの砂を使ったり、早々に処理するから何とかなるけれど、家の庭とかで自由に糞尿まき散らされたらそういうわけにいかない。

ましてや自分の飼い猫でもない猫にそれをされたら???

他人様の猫のためにトイレを用意しろとでも???

 

今回問題の猫は放し飼いしていたとのこと。

 

飼い主曰く、もともと野良猫で家の中で飼うのに慣れないから放し飼いしていたと言っていた。

 

もう一度いうけど、いかなる理由があれ、猫をエアソフトガンで撃つのはよくないし、虐待と言われても仕方ないのは事実で反論のしようは無い。

 

しかし、今回の一件は飼い主にも問題はある。

 

飼い主であれば猫が他人に迷惑をかけない様に飼うべきだしそれが飼い主の責任で、猫を守ることになる。

 

いくら賢い猫でも飼い主の目の届かないところで何をしているかなんてわからない。

 

今回の犯人は時間の問題で捕まると思うけれど、もしも撃った理由が上のような感じで猫が原因だったとしたら飼い主は反省するべきだ。

 

犯人が何の理由もなく撃ったとしたらまずは犯人を責めるのもいいが、でも、放し飼いしていたから撃たれたのに変わりはないわけで、飼い主が家の中で飼っていれば撃たれることも無かったのだから撃たれた一因は飼い主にもある。

 

いずれにしろ、今の時代、放し飼いは非常にリスクが高い。

 

僕に言わせれば放し飼いにすること自体がもはや虐待と言ってもいい。

 

Twitterのコメントする人々ももっと冷静に本質を見ないとあかんと思うよ。

 

家の中で飼うのに慣れないからなんていう理由は理由にならない。

 

それも気長に躾けるのが飼い主の責任だろ。

 

それでもどうしても放し飼いにするしかないというなら、車にはねられようが人に蹴られようがエサに毒を混ぜられようが仕方ないと覚悟を決めるべきで、同時にもしも第三者から猫の悪戯とか糞尿被害のクレームが来たら甘んじて受け入れ責任を取る覚悟も必要という事です。

 

可愛い飼い猫がパンで誘われてエアソフトガンで撃たれたら怒るのもわかるけれど、でも、その原因の一部は飼い主にあるという事も自覚するべきです。

まだエアソフトガンでよかったと思いますよ。

ボーガンとかで撃つやつもいるかもしれませんからね・・・

 

先の日馬富士の暴行事件とつなげるのは違うと思うけど、最近は本質を見てない気がしてしかたない。

 

日馬富士の一件も僕に言わせれば一番悪いのは貴ノ岩だと思うんだけどな。

 

とにかく飼い猫を守るのは飼い主の義務ですからね!