何故か90年代初頭のF-1ブームには乗らなかった。

 

 

20歳過ぎ・・・・美容師になったばっかで気持ちに余裕もないし、4畳半に先輩と同室の寮生活・・・TVなんか見る状況ではない。

 

 

 

 

70年代・・・小生は小学生・・・・(?)

 

 

フォーミュラー1と言うのはプラモデルで存在を知っていたレベル。

 

当時、勿論インターネットはおろかTVでF-1中継などあるはずもない。

 

 

でもプラキットは沢山種類が出ていて、中でも人気のあったのはタイレルP34!

 

 

タイアが6個もある(前輪4個)独特なF-1・・・これがやたらとカッコ良かった!

 

何年か前に組んだな。


 

90年代から見始めたF-1ファンからすると・・・「タイア6個?・・・アホちゃう?」って感じになるのか?

 

何故か90年代のタイレル(勿論6輪車ではない・・・)は「ティレル」と呼ばれていた。

 

 

アタシらオッサンにしたら・・・「タイレルはタイレル」である。

 

 

 

 

その70年代からあったタミヤのプラキット。

 

1/20「マクラーレンM23」

当時はモーターライズだったんだなあ・・・ぶつかったらバラバラになるぞ。

 

 

プラキットと言うのは何十年も同じ金型で生産販売することもあるが(この場合価格だけは時代と共に何倍にも跳ね上がる)、生産休止ないし中止する事も多々ある。

 

特にレーサー系は多くのスポンサーのロゴが入る・・・これがマズい。

 

 

例えばこのマクラーレンM23・・・メインスポンサーである「マルボロ」・・・そして「グッドイヤー」。

 

 

大人の事情でこのロゴマークを使うプラキットは生産休止になる可能性が高い。

 

 

 

 

10年くらい前かなあ・・・マルボロとグッドイヤーのロゴが外されたキットが再販された。

 

要は、どーしてもマルボロなどのロゴを再現したい場合は社外のデカールを使用して下さい・・・みたいな感じ・・・。

 

 

 

購入してしばらくほったらかしていたが・・・

 

 

久々にF-1でも作ろうか・・・という事になり着手。

 

 

勿論、マルボロとグッドイヤーのデカールは社外の物を購入。

 

 

1週間で・・・完成!

 

 

あ~やっぱマルボロとグッドイヤーのロゴがないと締まらないわ!

 

 

ボディの色は真っ白ではなく「レーシングホワイト」と言う若干クリーム色が入ったホワイト。

 

70年代の白はこれでしょう!

 

そして赤い部分は「蛍光レッド」。

 

 

実際の煙草のパッケージのマルボロレッドは真っ赤であるが、レーサー系のマルボロレッドはこの蛍光色。

 

 

カーナンバー11のジェームスハント車を再現。

 

 

あ、シートベルト・・・・

 

キットではデカールでの再現であるがそれはカッチョ悪ィ・・・・
 

別売りのシートベルトを取り付けた。

 

 

 

キット¥3400、マルボロデカール¥1450、グッドイヤーデカール¥1450、シートベルト¥500・・・・合計¥6800(税抜き)かあ・・・

 

偉い高くついたのう・・・

 

 

 

何年か前に友人に70年代のF-1日本グランプリを録画したDVDを頂いた。

 

 

当たり前かもしれないがタイレルやこのマクラーレンが普通に走っている!

 

 

 

 

色々と事情はあると思うがタミヤの1/20F-1キット・・・70年代の物はほぼ生産を休止している。
 

 

昨今プラキットを購入するのは40代以上のオッサンである。

 

 

この時代を再販してくれれば非常に嬉しい!