「趣味は何ですか?と聞かれたら何て答えるんですか?」

「ん~何て答えましょうかね~」



仕事中、就活に入る大学生の男性の頭を切り刻ん・・・もとい、髪を切っていたときの会話。

面接で今でもこんな質問って受けるのだろうか?

お見合いでも同じ。
(今の時代お見合いってあるのか・・・?実際してみたい)


ここで印象が良くない答えの例が、ギャンブルではないだろうか?

競馬、競輪、パチンコなどなど代表的なギャンブルは相手にネガティブなことを想像させる。

私に言わせれば「宝くじ」が一番シンプルなギャンブルではないかと思う。

皆で現金出し合って当たった者がそれをもらえる。

シンプルだ。


夢を見られる。

買わなきゃ当たらないと言うが、買わなければ買わなかった分の現金が残ると言うのが私の考え。


しかし以前嫁が年末ジャンボを買ったとき、変な夢を見た自分がいたのも事実である。



まあ、面接、お見合いでこのような質問をされたら「映画、音楽鑑賞、読書、旅行」などと答えるのがベストなのかもしれない。

自分的には、自転車で歯ァ食いしばって100キロ走ることですと答えて、相手の目を点々にしてみたいが。



映画、音楽鑑賞、読書、旅行・・・

これらは趣味か娯楽かと聞かれると・・・どうなんだろう。


辞書で調べると趣味と娯楽と言うのはあまり大差ない。

プロフェッショナルがあるものに対してアマチュアな存在が趣味とも書いてあった。

なるほど。


自分的にどこで線を引くかというと

進歩するのが趣味、進歩しないものが娯楽と考えている。


では、映画、音楽鑑賞、読書、旅行というのは・・・やはり娯楽かもしれない。

マンガを読む事やギャンブルも勿論そう。


将棋、スポーツ、楽器、絵画、料理・・・

これらは立派な趣味のカテゴリーに入る。


私は生来、飲酒、ギャンブル、煙草はやらなかった。


「男として何が楽しいんだ?」

と言われる事もあったが、まあ、否定はしない。

たまに、損してきたかな?とも思った。


「さぞ、お金貯めてるだろうねえ」

とも言われた。


金貯まってるか・・・?

若干ヘソクリはあるが実際何百万もあるわけではない。


一時期、4年前の震災募金につぎ込んでスッカラカンになったこともあった。


酒、ギャンブル、煙草をしないのになぜ金がないかと言うと・・・間違いなく趣味に使っているからである。


今現在、自分の趣味はというとまず、自転車がある。

それに、バンドを組んでいるので自分のパートでもあるエレキベース。

大きな趣味がもう一つ・・・模型制作。


しかし模型制作は今現在、完成品の制作依頼を受けたり、オークションに出品したりと、収入がある仕事と化している。

アウトローモデラー。

キラキラした趣味の模型制作ではなく、裏で現金に替える闇の模型制作師。

イメージとしてはこんな感じ。

いつからこんな裏の道に迷い込んだのであろう。




どうしたって、人間老いていくもの。

老いていった先に自分を楽しませる物は趣味ではないだろうか?


無趣味な初老の男性って、ぼーっと遠い目をしてテレビを無表情で見るというイメージがある。

どうしたって、家族からはうっとおしがられ、行き場をなくし公園にでも行けば今度は子供を公園で遊ばせているママさん達の空間から浮いた存在に・・・。


将棋でも囲碁でも何でもいいではないか。

イメージ 1

趣味がある男って、目の輝きがそうではない人と違うと思う。



趣味である自転車は初老の男性が沢山いる。

子供の頃から自転車は大好きだったのでこの先もずっと続けていきたい。

スポーツを持続すれば動ける年寄りにもなるだろう。

家族に邪険にされる老後なんて糞くらえである。




しかし・・・模型制作で不健康にシンナーを吸いまくっている自分がいることも事実である。