HANEDA AIRPORT PHOTOS | プラモ制作記

プラモ制作記

素人が有機溶剤や時間の制限の中で頑張って出来る限り製作します。

さて、昨日と新ルートにはある意味「珍機」が出現しました。

それではこちらをどうぞ!

 あれ?と思った方も多いのではないでしょうか。なんだ、ただのUNITEDとAIR CANADAじゃん、と。そうなんです。平凡な、なんの変哲もないこの2機こそ、私たち航空ファンに羽田に何かあったことを知らせる、いわば”使者”だったのです。

 さて、羽田の異変と、なぜこんなことになったのか、ということを今回はどんどん説明していきます。

   

 まず、羽田空港には、皆様ご存じの通り4本の滑走路があります。上の図は羽田空港を上から見たものですが、上のRWY16RとLと書いてあるのが、通常時都心ルートが運用されているときに使用される滑走路です。そして、RWY16Rというのが、第3ターミナルに近く、通常時はカナダやアメリカ本土(ハワイのぞく)からの便を主とした国際線の着陸に使用されています。(もちろん国内線でも使われていますがね)

 

 そして、次の画像が昨日の羽田の状況です。

 そう、16Rを横断しようとしていた出発機(チャイナエアライン機)が、横断している途中に、エンジンのトラブルで立ち往生してしまったらしいのです。もちろん、管制官も滑走路の真ん中に飛行機が「デーーェン」といる状況で着陸させるわけにもいきませんから、滑走路自体が閉鎖。チャイナエアライン機はこの後無事トーイングカーで運ばれて行きましたが、滑走路自体が閉鎖された影響により、冒頭ご出演いただいた、普段16R着陸の人たちが16Lに降りてきたというわけだったのです。

 

 いかがだったでしょうか。着陸一つにもこんなにいろいろなことがかかわっていて、それら全てを一瞬のうちに把握し、着陸機と離陸機の誘導をする管制官のすごがよくわかります...

 

 それではまた次回お会いしましょう!さようなら!