本当の願いには


必ず


叶う日が来る。





本当の願いなら


忘れ去られる程の


時間が過ぎたとしても


必ず掴むチャンスが来る。





私の人生ではそんな感じでした。





何年かして


いや、


事によっては


何十年経って


叶えた想いもある。






私が歌の道に進みたい。


と言ったのは


受験生の頃でした。



専門学校に行かせて下さい!


と勇気を振り絞って言ったけど



一蹴された。笑




怒りと悲しみと絶望。



数学や理科、国語も英語も


それなりに好きだった。



勉強から逃げたかったわけじゃない。



ただ純粋に



音楽のある人生を生きたい!

音楽をやりたい!

音楽を知りたい!

ピアノを弾きたい!

歌を歌いたい!


そこに私の情熱は集中してた。





本気でやりたいなら自力でやりなさい。


それが親からの回答だった。





世間知らずな私は


とりあえず公立高校に入る事にした。






高校生になって、


入学早々バイトして


レコードを漁った。


月7万程度のバイト代で可能な限りレコードを買った。



カラオケも行った。


いつか、djの機材も揃えよう!って張り切ってた。



レア盤見つけては高額を出すのにドキドキして


でも嬉しくて仕方なくて


インストを流して


自作の歌詞を乗せたりして


私なりに音楽を楽しんだ。





そして高校も卒業して、


やりたい仕事も見つからなくて


とりあえずでOLになってみた。




でも、一年足らずで辞めた。



音楽はやれなくても


音楽のある場所で仕事がしたいと思った。



それで、アパレル業界に入った。



そこで横の繋がりも出来た。


djや、イベントオーガナイザー、プロデューサー。


シンガーにrapper。



そして、舞い降りた。




クラブで歌ってみないか?



それが私の夢のsinger LIFE👩‍🎤✨

叶った瞬間。







たかだかクラブシンガーだけど、

割と満足しちゃった。






パートtwo。



ギターへの道。


憧れを抱いたのは中学生。



ギターは高くて、

買って!

とも言えなかった。笑



やってみたいと思ってた頃、


友達がギターを入手して


弾き始めた。



仲良しの友達だったから

毎日のようにそいつの家に行ってた。



そんで、教えてもらった。


でも、おさえられないコードとかあって


あー、ギターってスゲー難しいんだな


って思った。




だから、


やり切れる自信もなかったし


やり続けたいと思う前に諦めた。



やりたくなったらやるだろうし


やらないかもしれないし。



って感じだったと思う。




それから随分と長い間、


心の中でくすぶってたギター弾きへの憧れ。




私にはピアノがある!

と思ってたとこもある。



幼少期からピアノだけは続けていたから

私の音楽への願望はある程度、ピアノで満たされてた。




十数年間ピアノをやり続けた。

高校の音楽教師に音大目指したいからピアノ教えて下さい!

ともお願いして、


赤本を買い、


放課後に教えて貰ったりもした。





だけど、音大へは挑まなかった。


私がやりたい音楽はクラシックじゃなかった。




そして、大人になり

ピアノが出来ることで楽しめた楽器があった。


それは、


トークボックス。



当時の彼が始めたことで


私のチューブも買い、


一緒にやった。




難しかったけど


鍵盤が触れることで得した楽器だ。




そして、更に大人になり


彼とも別れ、


私はとにかく仕事人間になった。


今じゃ私の働くお店ではThe Beatlesが流れてる。笑




原点回帰的なw




そして、


ピアノも弾かなくなった。



友達とカラオケに行くくらいになった。



でも、それも、


数年前に比べれば激減した。



あー、どんどん音楽と離れていく…



そんな感覚はあったけど

歌が上手い!

と持て囃される事もなくなった私は


それでも構わなかったんだと思う。


正直、少し寂しかった。



私から歌や音楽をとったら

何が残るんだろう?



とさえ思った。





そして、先日、その高揚感再び舞い降りた。




お前、スゲー歌上手かったのな!!!


と喜んでくれた人がいた。



それは中学時代に付き合ってた人。



当時もよく2人でカラオケに行ったけど


私の歌唱力?表現力?は


もちろん強化されてるつもり。



割と繊細な私は


歌になるとどうしても感情移入してしまうから。


色んな経験してきた私も


それなりに色んな感情を表現できるようになってるはずで。




お前を抱きたい!

と言って貰えるほど

喜んで頂けて。笑




それがこの年末のこと。




あー、やっぱり歌って私の存在価値の一つ。

私の歌声で誰かを喜ばすことが出来るんだ…

という感覚が

私を幸せにしてくれた。





これまでもそんな事はあったけど

それらが点となり、

そして、最後に線で結んでくれたのが

その人の言葉だった。




私が褒めて貰えることは、


字が上手い

よく笑う

そして歌。




失ってはいけない私の大事な要素なんだと


気付かせて貰った。




そして長年くすぶり続けたギターへの憧れを現実にする日を迎えた。



やれるかやれないか

よりも


やってみるかみないか。



大人になって初めてのことって


色々学ぶことがある。




向き合わないと見えてこない事がある。



既に感覚で出来ることとは訳違う。




左手の指はどこに置くべきなのか


弦のどこをおさえれば一番キレイな音が出るのか


コードってどう組み合わさってるのか


頭使っては

身体を使って。


検証して。


見付けて。




どうしたら相手が喜ぶのか。


そういうのを学んでる気がする。




楽器を通して

人として欠けていたものを

学んでる気がする。




挑戦は全ての始まり。







続きはまた今度。