大掃除の時にガラスに入った蝋燭を見つけ
灯してみた
LEDの灯りに慣れた目には、少しオレンジ色に揺れる炎は新鮮に感じる
手を灯りの上に翳すと、熱い程の熱気が感じられる
灯りは、明るさと共に熱を持つもの
それを既に忘れてしまっているのかもしれない
小さな灯火の揺らぎには、心を落ち着けるリラックス効果もある
祈りの気持ちもこんな小さな灯火から生まれて来るのかもしれない
一つのものに、多くの意味がある
それを人は忘れていないだろうか?
一つを突き詰める事で文明は栄えて来た
でも"効率"は、多くのものを否定する
無駄なもの、古いもの、忘れられてしまったもの
意味の無いもの…etc.
この世界から否定されている存在
そんな中から、生まれるものもある
救いとなるものがある
幸せの物差しは違う所にあると感じる
何が本当の幸せなのだろう⁈
蝋燭の炎を眺めながら、ふと考えてた