今日も雨

図書館の樹々達の彩りに、少しドキッとしたりして

冷たい雨が赤味を広げたのかもしれない


ヤマザキマリさんの本を探したら、その殆どが貸出中となっていた

唯一「偏愛ルネサンス美術論」を見つけ借りた

宮部みゆきさんの後に読む小説は何選ぼう…

何かドロドロ読後感が懐かしくて湊かなえさんの本を借りる事にした

同じ作者の本選びで迷ったなら、僕は裏表紙の図書カード部の処を見る

貸出しの数の多い方を選ぶ

そのマイルールに従って、「白ゆき姫殺人事件」を選んだ

図書カードで思い出した

昔はカードに自分の名前を書き込むスタイルだった

その頃は通う中学の近くに県立図書館が在った

"道草"の界隈

同じ本を貸りた人の筆跡で、まだ見ぬ人の人となりを想像する

そんな愉しみも有ったりして

好きな作者を聞けば、その人の性格が何となく理解出来る気がする

無意識の"仲間意識"とでも云う事が出来るかもしれない

人との繋がりの中で、"観が似る"事は大切な事だから

人の書く文章にも人柄が表れるけれど
同じ類いなのだろう

昔の様に"個人情報"は残らないシステムに変化した

社会も変化して来た

それが人の繋がりを弱くしてる様に感じるのは僕だけだろうか⁈

世の中から"個人情報"は消え、代わりに"フェイクニュース"が溢れる様になった

国が目指す"デジタル社会"と"便利さ"とは如何なる世界なのか?


図書カードから、頭の中の妄想が膨らんでしまった

閑話休題

コーヒー飲んで、炬燵にスイッチ入れて
早速本を紐解いてみよう