朝…
空は晴れ世界は活動を始める
なのに
身体は熱を失い取り残されたまま
もしも"終い"が来るとしたら
きっと、こんなにも普通の景色なのだろう
だから
1つ1つ"生きている証"を確かめていく
何も特別な事は必要ない
ごくありふれたもの
それで十分なのだと気付く
時間が脈動し刻まれていく
外気が自分の中に溶け込んでいく
そうして佇む風景が
自分が身を置く空間
雨も風も水も光さえも
ただ擦れ違うだけのもの
でもそれは誰にも与えられたもので
その一瞬の中で人は生きていく
何も無いのでなく
何もかも与えられている
その当たり前の幸せを
もう一度噛み締めたい
実は当たり前の事など何も無い事に
気がつく朝に…