人は一人では生きていけない。
誰かに支えられ、支えて社会が出来ている。

目に見えない程の無数の繋がり。

でも、時々そんな繋がりに疲れる時がある。

全ての繋がりを断ち切って一人になる時、本当の自分を取り戻せる様な気になる。

だから僕は一人の時間が苦にならない。
いや、孤独が好きなのだ。

自分の人生を生きる。
その物語の主人公は自分自身と云われる。

誰にも代わりは出来ない。
だから人は本質孤独な生き物だ。

でも人は同時に社会的な生き物でもある。

社会から切り離された"疎外感"を感じる時、心は凍える様な感触に包まれる。

そんな時は無償に人恋しい気持ちになる。
誰でも良い、人の肌の温もりが欲しくて愛も無く体を重ねた時もあった。

そんな時は思う。
自分は"寂しい"んだと…

寂しがり屋の孤独好き。

そんな気まぐれな自分自身に疲れる時がある。

でも、仕方がない。

それが自分自身なのだから。

誰かを愛したい。

そう思うのはそんな時だ。

彼女を愛したのも、心の自然な流れだったのだと思う。

一人で無いと云う感覚が、自分を支えてくれる。頑張れる。

それが愛する事の意味だと思う。









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