2022年の4月25日。忘れもしない私の誕生日。
コロナの影響が少し落ち着いて、義母の外出が許された。昼前にグループホームへ車で迎えに行き、義母が大好きなチャーハンを食べに湯河原のバーミヤンへ行く。
・よく食べましたぁ、デザートやコーヒーまで。
・トイレには自分の足で行き、一人で用を足し、洗面所に飛んだ水滴までキレイに拭いた!
・隣のスーパーではカートを押してずんずん歩く。
いつもより少しおしゃべりが少ないかな?とは感じたが、肉体的には十分元気だった。
それから1ヵ月と少し。確か6月の頭。義弟から電話が入る。
「車いすになっちゃった!」
???何がどうなったの?速攻でグループホームへ向かう。初めてグループホーム内に入った。狭いテーブルを囲んで数人の同居人たちとともに、車いすの義母がいた。うつろな目で、すぐに突っ伏してしまうような体制で。???
・暴言を吐いたり暴れたりするので、薬で調節している。
・歩けないのではなく、本人に歩く意欲がない。
グループホームに巡回している看護師の弁。
・薬が強すぎて、意欲が損なわれているんじゃないの?
・歩行を維持するための何かしらの手立て、できるんじゃないの?
すぐに薬の量を減らしてもらい、医療保険でのマッサージを入れる手配をお願いした。
薬の名前やその目的、量などはデータをもらっているハズ。というか、その目的となる症状について、事前に家族に相談があっていいハズ。どうやらキーパーソンである義弟のところには書面で連絡があった模様。毎月の請求書に同封される形で。それを義弟は見逃し、面会時にやっと気が付いたというワケだ。義弟に非はある。が、もっと詳しく相談や報告があっていいのでは?!
義弟にも、このグループホームにも、もう任せてはおけない!
本格的な救出作戦のスタートである。
熱海にある義母系列の墓地。墓参りの報告をすると、義母嬉しそうにありがとうと言う。自分もココに入りたいので、よろしく!景色は素晴らしいが、登ってくるまでにかなりの体力。