2021年11月5日
197回目の釣行
とうとうこの日がやって来た。
凛々丸にとって記念すべき1日になることは間違いない。
本日のメンバー、このところ南三陸の海にご執心のサンタ師匠、改めゴルゴ13、ノリPさん改めゴルゴM.そして私マルゴ13のゴルゴトリオ。
昨日までの時化の残りで風は強くないもののウネリが大きくて、目前に迫る波の山を越えては下りを果てしなく繰り返していった。波止についたときに海がざわついていたのはこのせいだった。船形島や神割崎にうちつけては砕ける波のしぶきの大きさが、夜明け前の薄明かりでも異様に大きく見えて少し不安になる。少し予報の見方が風だけに偏り過ぎていたらしい。帰りに佐藤鉄工所によった時に、こんな海況でよく出たものだと驚かれたくらいだった。
それでもいつもの追波湾口アジポイントにたどり着き釣り開始。
けど、
沈黙。
朝マズメ、・・・・・不発
タチウオポイントまで遡り、
各々サバ1ゲット。
やはりまだ底荒れ状態で、お魚は日常に戻っていないのでしょう、沈黙の時間が長く続く。
そんな状況を打開するのはやはり我らが師匠、シーバスゲット!!!
他にアジやタチウオ、イナワラがポツリぽつりしていると、またもや師匠、やってくれました、
ドォーンッ!
タイです、鯛!!!
仙台辺りでは普通に釣れるようになってきていたので、いつかは釣れるものと期待して待ってたところの
鯛。
定置網に入った話は社長から聞いて居るのは知ってたし、大隆丸さんでも釣ってはいたようなのでいつか必ず、と思っていた日が今日になった。
シーバスといい、鯛といい、今日の師匠はまさに『神がかり』としか言いようがない。
家には家宝がある。商売繁昌の神様、恵比寿大黒様だ。
家宝という割にはただの置き物と化している感も否めないのだけど、恵比寿様は右手に釣竿(壊れて無いけど)左手に鯛を抱えていて、漁業の神様でもある。
今日の師匠は恵比寿様が憑いていたとしか思えない。
若干、見た目が似てないでもない様な気がする・・・・。
関西では恵比寿様を、親しみも込めて、
えべっさん
と言うらしい。
また1つ、師匠の栄誉称が増えた。