2021年10月10日
194回目の釣行
同行、サンタ師匠
今日はサンタ師匠のアタリ日
朝マズメのアジ、サバ、イナダの釣れ方の勢いが良すぎて、調子にのってイナダ、サバはリリースを繰り返していた。実はそんなのいつまでも続くものではなくて、ほんの短い時合いでしかない、ってことは周知のことのはずなのに、つい男気リリースを気取ってしまう。
水槽の小魚も、夜中に寝込んでいるところをいきなり叩き起こされてエサを撒かれても食べる気にはならない。
これ、この間、家の観賞用の熱帯魚で時合いとは何か、を思い知った経験話し。朝起きるとライトを点けてエサをあげるんだけど、同じことを釣行前の夜の夜中にやっても全然食わない。あ、やっぱり魚も寝てるんだってことが改めてわかった気がした。
まさに目から鱗・・・・・。
落ちも決まったところで話を戻すと、
その後魚の食い気が落ちたかポイントが外れてか移動を何度か繰り返し、ポツリポツポツ拾い釣り。
と、師匠にアタリ!
重い❗️
と、
続けて私も
軽い❗️
でもダブルヒット。
あげてくると、
おまつり、
ん、
なんかこれ、
この間の座布団ヒラメのでじゃびゅ?
立場は逆だけど。
師匠がおまつりをはずしてる間、師匠の糸を持つ私、強烈に引く訳でなく、漂うようにただユラユラと、でもテンションは抜かないように気をつける。
これは・・・
本当に・・・・・
期待は高まるばかり。
糸の絡みがなんともうっとうしくてもどかしい。
で、
来たんです。
軽々と持ってますけど、80センチあります。( ̄▽ ̄;)
大隆丸さんでもよくアップされてるし、ヒラメ船もよく見かけるので追波で釣れることはもちろん知ってたけど、凛々丸で追波でヒラメは初だった。
師、曰く。
『娘にいい土産が出来た。』
と。
テニスの特待生?で宮城住みの高校生の娘さんが、ワクチン接種のため北上に帰ってきていると言う。娘さんは寿司屋で光り物を好んで食べるもので友達にオヤジ臭いと言われるほどの魚好きだとも言う。
家族のために魚を獲る。
狩猟の原点だ。
師のその思いは天にも届いたのだろう、私も釣ったこと無いカンパチまで引き寄せて刺身の盛り合わせはよりバラエティに富んだものとなった。
師の家族はもとよりご親戚も揃って魚好きだと言う。クーラー満タンで帰ればそれは釣り人冥利に尽きるに違いない。
ちなみに私の場合、
娘は刺身は食べれず、家内は少食、刺身も2、3切れ食べれば満足ですってぇ釣り人泣かせの御仁でいらっしゃいます。だから釣った魚も3分の2以上お裾分けにまわり、野菜やらお酒やらに変わっていきます。物々交換、商いの原点です。
なので、釣りにかける思い入れという点で師匠と私とでは大きな差があって、それが腕の差、釣果の差になって現れるのです。
タチウオフィーバーを横目に見ながら男気フィッシィングの一日でした
マル