2021年9月26日
192回目の釣行
最近はもっぱら沖でパラシュートアンカーを使って流し釣りをしている。船をやめた千葉鮮魚さんの形見にいただいたものだがとても役に立っている。アイパイロットは風と潮の影響をすべてキャンセルしてくれてポイント位置をキープしてくれる優れものだが、いかんせん風が5メートルを越えると太刀打ちできなくなってくるし、バッテリーの消耗も早くなる。それに何しろ値段が張る。初号機が壊れてから2号機購入は二の足を踏んでいる。それでも大人気で品薄状態にあるらしい。そんなときに手を出すのは賢い買い方には非ず。
な~んて ただの貧乏の負け惜しみだけど。
パラシュートアンカーは完全とは言えないけど風の影響だけはキャンセルしてくれる。潮の流れにのってくことになるので基本的に糸は真っ直ぐ落ちていくけどポイントは移動していくことになる。だから障害物の無い沖で流し釣りをするぶんにはパラシュートアンカーはもってこいだ。上げ下ろしに多少手間がかかるのはやむを得ないとして、動力が全く必要ないというのはこの上なく嬉しい。
ところが潮の流れも3次元、表層は流れてなくても下の方の流れが早いとパラシュートアンカーを使っても糸が斜める。追波沖は全くその状態で、おそらくは北上川の影響とは思うけど、ひどいときは時間毎に船が流される方向が変わる。自分の意に反してあっちへふらふら、こっちへフラフラ、残置ロープなどの障害物をよけながら流す。
なので、実はポイントは良くわかっていない。流れていく先にポイントがあればラッキー、ってなくらいの行き当たりばったりな釣りだ。
そこいくと、歌津の釣り船、大隆丸さんを見てると動きが全く違うことがわかる。狙いすましたようにピンポイントに移動するし、そこでもスラスターを使って位置の微調整をするし、少しずれると数メートルでも移動する。おそらくはソナーを持っていると思う。今時は大概のプレジャーボートも魚探を装備するけど、さすがにソナーまでは誰もがというわけにはいかない。なにしろ魚探はほぼ船の真下しか見えないけど、ソナーは水中の前後左右あらゆる方向をカバーする。魚探の数十台分もの効果な訳だから高額になるのももっともだ。
それこそ夢の装備なので、手が届くものではなく、今はナブラを探す目か嗅覚か5感を研ぎ澄ますしかない。
いまはパラシュートアンカーで我慢しよう。
そうそう、本日の釣果は、
ワラサ 2
タチウオ 1
サバ 5
でした。
まぁまぁ
ですね。