2021年6月13日



 

 

179回目の釣行






高校時代の友人と会う約束をした。いったんは釣りを理由に誘いを断ったが、早目に出かけて土産になるくらいの魚が釣れたらそこから連絡して会うことにした。






彼の仕事は不動産屋。本吉町の競売物件を見に行くという。150坪50万円の格安で海が見えるところだそうだ。移住計画の参考になるかと思い参加した。







早目に、と思ったけど目が覚めたのは1時間遅く3時半。もう空は白みかけていた。







効率良くソイ狙いでメバルポイントヘ。






しかし、ポイントに船をなかなか停めることができず、操船に苦労する。やはりアイパイロットは偉大な文明の利器だ。ありがたさをつくづく思い知る。今は納入待ちがでる程大人気、そんな時期に中古を手にいれるというのは至難だし、ナンセンス、ということで、新品が潤沢に出回るまではじっと我慢の子を決め込むことにした。







なわけで、いつものようにメバルを数匹、なかなか本命ソイは現れず、近所を流して回る。







あきらめて沖に行こうとしたそのとき、







来ましたね、







この引きは







ソイ







でしょう、







ドーーーーーーーンと









写真を撮り忘れ。(;´д`)







時間は8時半。







さっそく氏に連絡をとり鉄工所で待ち合わせ。片付けもそこそこに陸に上がる。





問題の競売の土地は残念なことに防潮堤の真ん前、期待した景観は望むべくもなく、予定価格なりか、といった状況。





そんなにウマイ話はそうそう無いものだ。





南三陸町の定食屋の一心で昼飯。相変わらず盛りが良くてお腹いっぱい。ラーメンセットにしたのを後悔。




一関に戻りソイを捌く。氏はその間散髪屋へ。散髪するほど髪は無ぇだろっ、てからかうも営業マンの身だしなみ、1ヶ月に1度は散髪に行くという。製造業で働く私は3ヶ月に1度か?マスク着用をいいことに無精髭も下手すると1週間も伸び放題だ。






捌いたソイを実家に帰るという氏に持たせた。父親への土産だという。仙台在住の氏は一人暮らしの父親を気遣って結構頻繁に帰省しているらしい。母親を施設に預けたきりにしている私とは大違いで実に身につまされる思いがする。