2020年7月31日

 

 

149回目の釣行





金曜日。


計画休暇。





フグの猛攻






コンコンコン、コンコンコンというあたりが続くが引き込むことはない。
あげてみると無惨にもイワシは傷だらけ。ヒラメの川の字の傷とは違いいたるところ噛みつかれ、ちぎられた状態。たまに大きく引き込まれたかと思うと頭だけが残りこれまた食いちぎられた様子。







あたりで今何が来ているかおおかたわかるものだ。ヒラメだと下から食い上げてくるので最初にロッドのしなりが無くなる。錘の着底と間違えそうになるけど、波のリズムとは違う上下動が続くので明らかにヒラメの引きとわかる。大きく引き込まれる合わせのタイミングを今か今かと待つわけだけど、これこそヒラメ釣りの醍醐味ここに極まれり、だ。






デカイやつだと前あたり無しに一気に引き込むのでその興奮も一気に高まるんだけど、案外根がかりだったりしてがっかりすることも多い。






リールを巻いてる最中にその手応えから何がかかっているのかを想像するのも楽しい。コンコンコンと首振りするのはアイナメ、たまに強く引き込むのがヒラメで、そこで負けじと引っ張りバラすのは初心者にありがちなミスで、それをいなしいなして釣り上げるのがまた醍醐味だったりする。






このあたりから合わせ、そして釣り上げるまで過程全部がヒラメ釣りの楽しいところだ。





病みつきになります。






フグの猛攻にめげず本日の釣果は、
ヒラメ  1
アイナメ  4




波止の昇降台の補修作業のため早あがり、で少なめの釣果、と、まぁ若干言い訳だけど。





昇降台はフックで梯子に引っ掛けて固定しているんだけどそのフック、

のように拡がってきてしまった。やはり強度的にM8では不足なようで、これをM12に代える作業を行った。




前掲のM8のフックはサンタ師匠にお願いして熱間加工してもらったものだったが、結構苦労したと聞いたのでM12ならなおのこと、苦戦は見えているので、本職の佐藤鉄工所に頼むことにした。







そこで登場するのがパイプベンダー、大仰な名前だけどさほどでもなく、手作りの治具だ。1本曲げるのに10秒とかからない冷間加工なので手間もかからない。




さすがプロ、見事なお手前でござった。





M8では4本のフックとはいえなんか頼りなく、崩壊転落の不安を拭い去ることができなかったが、太さが1.5倍になっただけで安心感は大きく増した。






ご安全に。