おととい、49回目の釣行。






イカ狙い。






前回、最後に仕掛けをロストして錘が無くなっていたのを忘れていて慌てるも、メタルジグを付けておとせばいいことに気づき、これが吉をもたらすことになった。






風強くアイパイロットも効かず、後ろ向きにギアのオンオフを繰り返しすこしづつ風下に流す。スターンに波を受けるのでときに飛沫がすごいことに。






ポツリポツリとヤリイカとスルメイカが釣れ、ジグにソイが、ツノにウスメバル、いわゆる沖メバルがかかった。それに中層でサバが釣れて五目達成。

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で、問題はそろそろ帰ろうかというときにズッシリとした重量感のある引き。でも走るわけでもなくあがってはくる。さては水ダコかと思いきや、水面まで来たときには魚であることはわかったけど今までみたことがない面構え。最初はマトウダイかと思ったけどやけに胴が長い。1メートルは下らない。2メートルとは言わないけどかなりの大魚。私の知る限りタチウオだと思う。タチウオって指何本っていう言い方するけど、指どころか手のひら以上大きかったので、記録的な大きさだったと思う。いやもしかするとタチウオ以外の別の魚かも知れないけど。






『だったと思う』というこの言いまわし。






残念なことにタモ入れしようとして頭を水面からひきあげたとき、あえなく、無情にも『プツン』と音がして逃げられてしまった。メタルジグの付け根から糸が切れた。タチウオの歯は鋭いというからそれで切れたか、もともと市販のイカヅノ仕掛けなんで幹糸も細かった。そもそもタモになんかはいルものではなかった。ユラユラ揺れながら銀色の大きな魚体が水底に沈んでいくのを見送るしかなかった。





私の心も『プツン』と。





しばし放心状態。





逃がした魚は大きいというけど、本当に大きかった。でも話だけでは誰も信じてくれない。だから『幻の大魚』。





錘の代わりに付けたジグに食いついてきた。これはいいかも。イカ釣りとジギングが一緒にできるように丈夫な仕掛けを自作しよう。





それとギャフも買っとこうかなっと♪





定置網に鯛が入ったり、タコが大発生したり、温暖化の影響かと言われているけど、もしかしたらタチウオも北上しているのかも。





志津川にはまだ見ぬ大魚がいる。




なぁ~んてな。