雨の中、
私はバスのロータリーへ向かいました。
しばらくして、バスが到着。
見ると、〇△方面行き(以下Aバス)。
でも、私が乗るのは
□◇方面行き(以下Bバス)。
どうやら、そのバス停には、
いろんな行き先のバスがとまるようです。
発車時刻を10分ほど過ぎた頃、
私が乗る予定の
Bバスの運転手さんが
つかつかとバス停に歩いてきて
先に到着して乗客確認中の
Aバスの運転手さんに大声でいいました。
「ちょっと、そこのバス!
発車は何分?
こっちは長蛇の列で
まだ待ってるんだけど!!」
その勢いに気圧された
Aバスの運転手さんは申し訳なさそうに
「あ、すぐに、バスをどかします…」
すると、Bバスの運転手さん、
「まったく困ったもんだ」といわんばかりに
Aバスの後ろにとめた自分のバスに
私たちを誘導し始めました。
並んでずっと待っていた私も
「やれやれ、まったくだ…」
という気持ちに自然に染まっていきました。
でも、バスが走り出してから
気づいたのです。
Bバスの運転手さんは
あんなふうに強い態度で責めていたけれど、
もとをただせば、どんな理由があるにせよ、
遅れてきたのは自分。
それを出発時刻の少し前にきちんと着いて
乗車券チェックをしていた
Aバスの運転手さんを、
いかにも非常識なふうに
非難するのは、おかしいのでは、と。。
――なんだかなあ。
そう考えると、申し訳なさげにしていた
気弱なAバスの運転手さんが
気の毒になりました。
何事も、表面だけをみていてはダメだなあ。
と、思ったまさにそのとき!
隣にいた知らない女性が
私に話しかけてきました。
「あの~、
このバス、なんだか
タバコ臭くありません?」
え~? そうですかね?
私は特に、気にならなかったので
そう告げると、
「じゃあ、きっと私の服が臭いのね(笑)。
急に話しかけてすみません」と彼女。
そこで、はっと気づいてしまいました。
匂いの原因は、
「わ・た・し」にあることに。
その日、着ていたのは薄手のニット。
さっきの喫茶店で過ごしたのは小1時間。
そりゃあ、タバコの匂いも
染みつくでしょう(笑)。
――なんだか、臭くってごめんなさい!!
誰かに対して抱いた「なんだかなあ」は
結局、自分に戻ってきたのでありました。
そこから得た教訓。
①出来事の表面で判断しないこと。
②臭いと思ったら、喫茶店を出ること。
以上!
〈余談〉
その後、お隣の女性とは、
時折、話をしながら
楽しくバス旅をつづけました。
富士山の麓での素敵な出会いに、感謝です。
(おわり)
都内の駅の自販機で見つけた
「海老のビスク」缶飲料。
いまどき、こんなのがあるんですね。
東京メトロ銀座線
「外苑前」駅から徒歩約3分
女性専用サロン「pinna,holistic life.」
現在11月の予約を受付中です。
セッション可能日は、基本的に平日の18:00~、もしくは土曜・日曜の10:00~/14:00~/18:00~となります。
くわしくは以下よりお問い合わせください。

