ヒプノセラピーの中の
ひとつの療法に
「ソマティックヒーリング(体細胞療法)」
というものがあります。
以前、このブログでもご紹介しましたが、
それは簡単にいうと、
「身体の不調に向き合う
対話型の癒しのセラピー」のこと。
催眠下で、病気や不調のもととなった
潜在意識の中にある原因を探り出し、
自分で自分を癒やすというものです。
このソマティックヒーリングでは
単にクライアント様は
椅子におとなしく座っているだけでなく、
身体が必要とする自然な動きを
していただくことになります。
例えば、ひどい肩こりがある方の場合、
催眠に入っていただいたうえで、
首をまわしたり、身体をひねったり、
自分の肩が楽になる動きを
自由にしていただくのです。
つまり、自分の身体の声を聴き、
その声に従うことを
自分の身体に許すわけです。
この段階から、
すでに癒しは始まっています。
そして、
身体が必要とする動きを行った後、
イメージの中で
自分の身体をスキャンするように
違和感を覚える部分を探り、
どんなふうに違和感があるのか、
その違和感をどのようにしたいのかに
意識を向け、クライアント様の望む
さまざまな方法で解消していきます。
・・・こう書くと、
単純なことのようですが、
実際には、クライアント様の状況に応じて
前世療法と組み合わせるなど、
さまざまな手法をとることとなります。
その結果、
慢性的な病が改善したり、
そのきっかけが得られたりと、
現代医学では考えられないようなことが
数々起こっているのです。
昨日と今日は
ソマティックヒーリングの勉強会でした。
その中の実習で
私がクライアント役をしたとき、
5月から気になっていた
しつこい咳の原因に
向き合ってみることにしました。
催眠下でその咳は、
気管支にできた赤いブツブツとなって
現れました。
そのブツブツがなぜできたのかに
アプローチすると、
「わかってほしいの!」
という叫びのような感覚がやってきます。
「私だって自分なりに努力をして
ここまでやってきているの。
それを尊重してほしい。
無碍にしないでほしい」
でも、うまく理解されない。
理不尽なことを強いられている。
そんな悲痛な思いが
コミュニケーションを司る
スロートチャクラ(喉)に
炎症をもたらしていることが
わかりました。
「そのブツブツを、どうしたいですか?」
セラピスト役のAさんに聞かれたとき、
私は迷わず、
「あなた(炎症)の気持ちはよくわかるよ」
という自分の感覚を伝えました。
なぜなら、
その炎症は私そのものだったから。
このセッションが始まる前まで
咳は自分を苦しめる排除すべきものでした。
けれど、
その咳の正体にアプローチして
その思いに触れてから、
咳は愛おしむべきものに変わったのです。
炎症に感謝の思いを向けると、
さっきまでの赤いブツブツは
サーモンピンクの
つるつるした状態へと変わり、
おとなしく穏やかになっていきました。
「わかってほしい!」
と真っ赤になって
悲痛な叫びをあげていた炎症は
私自身に理解されたことで
まるで得心したかのように穏やかになり、
やがて消えていったのです。
昨日と今日の2日間のワークで
ほかにもいろんな出来事がありました。
とはいっても、もちろん
ソマティックヒーリングは
魔法ではありません。
そうではなく、身体の感覚に向き合い、
抑圧されたトラウマや感情を取り除くことで
慢性的な緊張が軽減され、
心と身体を楽にすることができるのです。
すべての答えは自分の中にある。
ソマティックヒーリングは、
そのことを教えてくれる
素晴らしい潜在意識との対話セラピーです。

