わかりあえるために




「ちがい」を認め




良さを探し




似ているところをみつけては





なんだか ほっこりする気持ちに。





もちろん





わかりあえないことも あるでしょう





苦しむことも しばしばです。





だから?






その次です。





自分を・・・ どれだけ理解しているか




なぜ、自分が そのような思いに至るのか




行動には「動機」があり




自己コントロールの度合いによって





その行動の行方は 振れ幅に多様さを生み





喜びの着地点か 悲しみの落下点か




潤いの広がりか 憎しみと乾きの焦燥感か





つい




思い通りにいかないことや 何をやってもうまくいかないと




嘆き悲しむ激流に揉まれることがあると





自分の心理状態を保つために




こんなふうに 適応しようとする機能が働くように人間はできていると言われています。






「適応機制」

私たちの心が、緊張や不安などの不快な感情をやわらげ、心理的な安定を保とうとする働き。



<適応機制の種類>


•代償(欲求が満たされない時、似かよった別のもので満足しようとする機制)

•補償⇒不得意な面を他の面でおぎなおうとすること

•昇華⇒ただちに実現できないことを社会的・文化的価値の高い活動で代償させる機制のこと

•同一化(自分にない名声や権威に自分を近づけることによって、自らの価値を高めようとする機制)

•合理化(一見もっともらしい理由をつけて、自分を正当化しようとする機制)

•逃避(直面している苦しくつらい現実から逃避することにより、一時的に心の安定を求める機制)

•抑圧(実現困難な欲求を心の中におさえこんでしまう機制)

•退行(たえがたい事態に直面したとき、発達の未熟な段階にあともどりして自分を守ろうとする機制)

•攻撃(他人や物を傷つけるなどして、欲求不満を解消しようとする機制で、直接的なものと間接的なものとがある)




意識して、良好に適応し、ダメージから立ち直ろうとするものと



どちらかといえば、 



自己コントロール能力が低下するほどのダメージからか、



また、生育歴や環境に起因する、自己コントロール力の未熟さからか、



より、自分を苦しみの境地に追いやったり



他者を巻き込んで、自暴自棄、退廃的に 結果同じく自分を追い込んでしまったりするものと





その境目はなんなのでしょう・・・





このところ 様々起こる事象から思うことしきりです。




心から感動することも




心底胸が締め付けられるような 事件事故も。




そのたびに思いを馳せるのは




「マズローの5段階欲求」です。













第一階層の「生理的欲求」は、生きていくための基本的・本能的な欲求



(食べたい、寝たいなど)で、この欲求を充たせれば、次の階層「安全欲求」を求めます。



「安全欲求」には、危機を回避したい、安全・安心な暮らしがしたい(雨風をしのぐ家・健康



など)という欲求が含まれます。



「安全欲求」を充たすと「社会的欲求」(集団に属したり、仲間が欲しくなったり)を



求めます。この欲求が満たされない時、人は孤独感や社会的不安を感じやすくなります。



ここまでの欲求は、外的に充たされたいという思いから出てくる欲求です。



そして次に「尊厳欲求(承認欲求)」(他者から認められたい、尊敬されたい)という



欲求が芽生えます。ここからは外的なモノではなく、内的な心を充たしたいという欲求に



変わります。そして、最後に「自己実現欲求」(自分の能力を引き出し創造的活動がしたい



など)の欲求が生まれます。




ちなみに、マズローは晩年、5段階の欲求階層の上に、さらにもう一つの段階があると



発表しました。それは「自己超越」という段階。




「目的の遂行・達成『だけ』を純粋に求める」という領域で、見返りも求めずエゴもなく、




自我を忘れてただ目的のみに没頭するという領域のようです。




自己超越者 (Transcenders) の特徴は

1.「在ること」 (Being) の世界について、よく知っている

2.「在ること」 (Being) のレベルにおいて生きている

3.統合された意識を持つ

4.落ち着いていて、瞑想的な認知をする

5.深い洞察を得た経験が、今までにある

6.他者の不幸に罪悪感を抱く

7.創造的である

8.謙虚である

9.聡明である

10.多視点的な思考ができる

11.外見は普通である (Very normal on the outside)


(以上、「モチベーションUPの法則 HP こちら

Wikipedia 「自己実現理論」より引用しました)



あ、少し発展しすぎました・・ww



なぜ、適応機制を機能させる際、マイナス行動に走る事例が少なからず起こってしまうのか




そこには



5段階の欲求が良好に満たされるという経験や



その経験をサポートする「他者」との良き出会いに恵まれなかったというのが



実に大きく左右するのだろうな・・と




強く思わずには居られないものがあるのです。





人として 生きていくのに当たり前に必要な



「食べられて 眠れて 健康である」ということ



それを不安なく行える



「安心して 過ごせる場所がある」ということ




さらに




「さみしくない」と思える「だれか」と共にいる ということ




その人(達)と 良好な関係性を築ければ



その人(達)の役に立ち、認められることを求めて 



自分の力を発揮しようとすること






その経験があれば




辛く哀しいことがあっても




堪え忍び 踏ん張っていこうというモチベーションを保つことができる力を




持つことができるといわれています。




「レジリエンス」と言うものです。






世知辛い世の中




心が荒み 他者をけ落とし 簡単に憎しみに繋がってしまう可能性が高まっているということは




否定できない時代です。






それでも




人間の力を信じたい、希望を捨ててしまいたくない、



一寸法師の太刀は おばあさんの針だったけれど



賢く洞察し行動することで



巨大な鬼を倒すことにつながったような



そんな 人間の力をわずかでも発揮できるような



人間でありたいと思います。






みんなちがって みんないい




山口県の詩人 金子みすゞの「わたしと小鳥と鈴と」の中の名言ですね。



自身の境遇の 壮絶さの中でも 今のきらめきと未来の夢を追い続けて作られていた



珠玉の言葉は  今を必死に生きる人々を励まし続けています。












今の自分を取り巻くあらゆることに感謝し




物事を いつまでも新鮮な目をもって多面的に見据え




一つ一つを 深く考察する。





忙しいからこそ、



こんな風に言葉を綴ることが




自分の 緩やかで穏やかな・・




戒め です。











ふと






「自己超越者」のくだりを綴った際





ジェジュンを思いました。




もちろん、ユチョンもジュンスも素晴らしい人間性や強いレジリエンスを持ち合わせていますが





3人の旅路を思ったときに




扇の要のように、また 家の大黒柱のように




「ヒョン」というポジションで




あらゆる場面次元で矢面にたってきたのだろうな。。。と








美化しすぎてますかね・・・^^;





本当に久しぶりに





新聞をゆっくり読んだり



体のメンテナンスに行ったり



家の中の気になっていた物をしまったり




そんな ありがたい時間をもてた





土曜日でした。





ほほう・・




感動のシアコンからもう一週間か・・・。








はやっっっ  !!!