前記事のエピローグ的に・・・



この言葉をまた最近目にして



ふと



2010年のあの頃をもがき泳ぐ



3人を思った。






あんな中でも



信じるひと 愛する人がいる



守りたいものがある





そんな風に思って



一日一日を



一つ一つを



指先で丁寧になぞるように



掌で慈しむように



仕事に臨んだからこそ



あんな状態のときにでも



こんな表情ができたのかなあ・・・・








たゆたえども沈まず(Fluctuat nec mergitur)――これは16世紀から存在する、パリ市の紋章にある標語だ。帆いっぱいに風をはらんだ帆船とともに刻まれているラテン語は、「どんなに強い風が吹いても、揺れるだけで沈みはしない」




彼らもその時に



言葉は違えどもこんな風に



思っていたのかな・・・