昨日は・・・
母の体温をかすかに残す大事なものを
『おさめるべき場所』へ
おさめてきた日でした。
空は
天気予報を大きくはずし
涙雨・・。
それでも あえて
笑顔でその場を立ち去りました。
愛された思い出が
今の私をささえ
笑顔でいることが
恩返しだと思うから・・・。
・・・ 一昨日 コンビニで偶然手にした
以前から折に触れて 親しんできた
雑誌「PHP」の後ろ表紙にあった言葉に
やはり、思い出とは こうあってほしいと
感慨を深くしました。
いろいろな意味で・・・。
(株式会社PHP研究所発行 PHP2月号より)
「 誰にでも思い出の“味”がある。特に幼いころに、母が、
祖母がつくってくれた、忘れがたい手料理の“味”。大好きだった
その味がもう味わえないとなったとき、人は懐かしさとともに、心に
ぽっかりと穴が開いたような寂しさを感じる。
味だけではない。顧みれば、楽しかったこと、嬉しかったこと、
大切な人とのさまざまな思い出がある。そして、それらが多ければ
多いほど、二度とその日々が帰ってこないことに寂しさを覚えるのである。
そんなとき、むしろ思い出など初めからないほうがよかった。そうすれば、
こんなに寂しさを感じなくてすんだのに、という思いにさいなまれるかもしれない。
確かに失ったときの喪失感は大きい。だがそれでも、心に残る思い出があれば
あるだけ、人生は豊かになるのではないか。それらは自分を愛してくれる人が
いたという証であり、これらを生きる温かい励ましにもなり、力ともなろう。
懐かしい思い出を大事に抱きつつ、今年もまた周囲のかけがえのない
人たちとの新たな思い出を一つでも多くつくっていきたい 」
思い出にしがみつくのではなく
心の奥で そっと語りかけ
おかげさまで がんばれてるよ・・・と
その積み重ねの上に さらにすばらしき出会いを重ね
人として 一歩一歩成長を遂げていくことができれば
その思い出も それを共有する者同士で
色あせるどころか 静かな光を放ち
いつかまた その思いを掘り起こしたときに
笑顔と力となって
その人それぞれを 支えるであろうと
思うのです。
空からきっと
見てくれている。
未来はきっと 笑ってくれる・・・。
そんな・・・・
かけがえのない思い出を
そっと守っていく。
・・・ 話は逸れるようですが あえて
わたしたちの大切に思う人たちの
かけがえのない思い出や 歩みが
だれかによって これ以上 踏みにじられては
ならないはず・・・・。
前を向いて 不安定ながらも 歩もうとする
大切な人たちの
背中をそっと支えていきたい
ほんの少し前の道を わずかながらでも
小さな光として 照らしていきたい・・・
そんなことを
思った ・・・・
何でもない きのう、 そして、 きょう。
今日 ふわっと 笑顔をもらえた 一枚
すてきな家族に囲まれて
明日の荒波を
越していくのかな・・・。
年越しだったのね~![]()
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