はじめに
我が家では現在、
シミリスモニター ×3
を飼育しています。
モニター(オオトカゲ)と聞くと、
- ミズオオトカゲ
- サバンナモニター
- ナイルモニター
などの大型種を思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし、シミリスモニターは国内では比較的流通量が少なく、飼育情報も限られている種類です。
今回は実際に飼育して感じた魅力や特徴について紹介したいと思います。
シミリスモニターとは?
基本情報
シミリスモニター(Varanus similis)は、
オーストラリア北部やニューギニア周辺に生息するドワーフモニターの一種です。
【基本データ】
学名:Varanus similis
分布:オーストラリア北部、ニューギニア周辺
最大サイズ:約50~60cm
分類:オオトカゲ科オオトカゲ属
生態:昼行性、半樹上性
特に私が魅力に感じているのは、
「大型モニターほど場所を取らず、モニターらしさを楽しめること」
です。
サバンナモニターやナイルモニターほど大きくなりませんが、
鋭い視線や活発な行動はまさにオオトカゲと思います。
現在3匹を飼育していますが、それぞれ性格や行動に違いがあり、毎日観察していても飽きません。
ドワーフモニターならではの魅力
シミリスモニターはドワーフモニターに分類される比較的小型のオオトカゲです。
最大でも50~60cm程度とされており、サバンナモニターやナイルモニターのような大型種と比較するとコンパクトなサイズに収まります。
オオトカゲに憧れがあるものの飼育スペースに制約がある方やオオトカゲの飼育に踏み切れない方にもオススメです!
しかし、行動や鋭い視線にはオオトカゲらしさがあり、「小さなオオトカゲ」と表現したくなる魅力があります。
体色は黒から濃い茶色を基調とし、全身に白色から黄色のスポット模様が散りばめられています。
派手な色彩ではありませんが、近くで観察すると非常に美しい種類です。
半樹上性で警戒心の強い種類
シミリスモニターは流木や枝を利用して立体的に活動する半樹上性のモニターです。
野生下では樹木や倒木を利用して生活するとされており、飼育下でも高さを活かしたレイアウトを用意することで、本来の行動を観察することができます。
また、本種は非常に警戒心が強いことで知られています。
購入直後の個体は物音や人の動きに敏感で、少し驚いただけでも素早く隠れてしまうことがあります。
飼育書でも「極めて臆病なモニター」として書かれているものもあり、落ち着ける隠れ家を十分に用意することが重要とされています。
我が家でも高低差や隠れ場所を意識したレイアウトを試しております。
【 実際の飼育環境 】
高さ90cm、幅45cm、奥行45cmの飼育ケージ。
流木を組み合わせることで立体的な移動ができるようにし、高所でのバスキングや隠れ場所を確保できるレイアウトを意識しています。
我が家でも流木やシェルターを設置していますが、高い場所へ登って周囲を観察したり、危険を感じると流木の陰へ隠れたりする姿をよく見かけます。
さらに、樹上性が強い種類と思われがちですが、地表も積極的に利用します。
床材を掘って潜ったり、水入れの中で過ごしたりする様子が観察されることもあり、単純に「木の上だけで生活するトカゲ」ではありません。
こうした行動を観察できることも、シミリスモニター飼育の魅力の一つだと思います。
だからといって、レイアウトに凝りすぎて、中が空洞のコルクボードなどを使用したり、木のウロを使用すると、一向にそこから出て来なくなり、人馴れしません。
過度な隠れ場所は返って飼育の楽しみが減る気がしています。
実際に飼育して感じたこと
シミリスモニターは警戒心が強く臆病な種類として紹介されることが多く、実際に我が家の個体たちもその傾向があります。
特にお迎え直後は人影を見るだけで素早く逃げたり、シェルターへ隠れたりすることが多くありました。
しかし、長期間飼育していると単純に「人間を怖がる」だけではないようにも感じます。
人によって反応が違う
我が家では家族によって明らかに反応が異なります。
普段から給餌やメンテナンスを行う私に対しては比較的警戒心が薄く、頭を軽く撫でさせてくれることもあります。
一方で、毎日のように観察している妻に対しては姿を見ただけでは逃げませんが、ケージを開けると距離を取ろうとします。
さらに子供たちが部屋へ入ると、流木やシェルターの陰へ隠れてしまうことも多々ありました。
モニターらしい知能の高さがやはりある!
もちろん本当に人の顔を識別しているかは分かりません。それでも、
- 餌をくれる人
- よく観察する人
- 警戒が必要な人
を区別しているように見える場面が多くあります。
こうした行動を見ていると、シミリスモニターも他のモニター類と同様に高い知能を持っていることを実感します。
さいごに
シミリスモニターは決して派手なモニターではありません。
しかし、小型ながらモニターらしい知能や行動を楽しむことができ、飼育を続けるほど魅力を感じる種類だと思います。
そして実は、この投稿がブログ初投稿になります。
見にくい部分や表現の至らない部分もあるかもしれませんが、温かく見守っていただけると嬉しいです。
私自身もシミリスモニターについては、雑誌や海外の資料などを参考にしながら日々勉強中です。
それでも長く飼育する中で見えてきたことや、実際に飼育しているからこそ分かる情報を発信していければと思っています。
次回は我が家のシミリスモニターの飼育環境や給餌について、もう少し詳しく紹介したいと思います。


