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旅2日めの夜に千葉県入りをして
3日目は歴史深い 房総は上総国（かずさのくに）と
南端の安房国（あわのくに）を周りました
その名が出てくるのは大化の改新ごろ
いにしえの日本を感じながらゆっくり楽しんできました
6月28日（水曜日） 上総・安房 南房総一周旅
宿泊した「湯～ねる」は駅前にあります
出たらすぐ前に駅がありとても便利でした
旅行支援クーポンを使って駅中のパン屋さんで美味しい朝食を摂りました
９：１６の京葉線に乗り蘇我まで行きます
蘇我でJR内房総快速に乗り換え五井に向かいます
五井駅に到着
そしてここからが本日のメインイベント
私鉄の小湊鐵道といすみ鉄道に乗って房総半島横断です
JR五井駅の跨線橋の上にある小湊線の小さな駅の
改札を通ったらそこはもうザ・昭和
いにしえの上総国に誘われるようです
五井から大原までの小湊鐵道・いすみ鉄道共通の
乗り降り自由フリー切符は２０００円です
小湊鐵道の車両たち・・・
塗装も剥げてるし、廃車？・・じゃないよね
いや、ちゃんと稼働してました
車内はこんな感じレトロ感満載
窓を全開で爽やかな風に当たりながら
のどかな里山の風景を眺めます
気持ちイイ～～～～～
小湊鐵道のニュー車両 キハ４０！！
第２の人生をここで頑張るんですね～
何もかもが数十年前にタイムスリップしたみたいです
扇風機が回っていましたよ
ねこバスやトトロが出てきそうな景色野中を
時速３０キロぐらいで走っています
※音が出ます
途中下車したいところはたくさんあったのですが
列車時刻の関係で ここ
養老渓谷で降りることにしました
１１時半出発の小湊鐵道バスに乗って
養老川の上流の渓谷に向かいます
乗客は私一人だけ
年配の運転手さんが
おめでとうございます！！
お客さん今日最初の乗客１号です
１日５往復のバスで２往復目なんだけど
最初はお客ゼロだったのね～
運転手「どっから来たの？」
まりも 「札幌です」
運「え～～～！一人で来たの？なんでまたこんな暑い田舎に・・・」
ま 「鉄道に乗りたくて」
運「札幌は熊出るよね、この辺はイノシシかたぬきかなぁ」
運「高島礼子知ってる？この前ロケできたんだよ。このバスにも乗って
そこのホテルに泊ったんだわ。ダーツの旅ってのも来たんだよ。」
話好きな運転手さんと田舎あるあるの楽しい会話をしながら
乗っていましたが結局バスはずっと貸し切りでした
バス賃は現金だけとのことで千円札を両替しようとしたら
「あ、これ壊れてて両替できないんだわ。ソフトクリームでも食べて
崩して帰りのバスで往復分払ってくれる？あ、帰りも（運転手は）俺だからｗ」
だって～楽しすぎる
１５分ぐらいささっと見て無事帰りのバスに乗り駅に戻りました
バス賃往復分８００円もちゃんと入れました
なんだか心配になっちゃうけど、繁忙期には何百人も乗るんだとか
でも現金しか使えなくて壊れてたら大変だよね
両替機だけでも直した方がいいよー
きっぷ売り場も超レトロ
土日にはトロッコ列車が走っているのね
乗ってみたかったな
次の列車まで時間があったので
駅前のお爺さんがやってる食堂でお昼を食べることにしました
かなりの時間をかけて作ってくれた冷やしラーメンも超レトロ
優しい味で懐かしい昔ラーメンでした
やってきた列車はあのポスターにあった期待の星のキハ４０！
クロスシートにゆったり一人で座り景色を眺めます
一駅で終点の上総中野に到着
ここからはいすみ鉄道になります
大原行きの黄色い列車が待っていました
ヘッドマークは奥房総
車窓の遠くに見えたのは大多喜城
隣で写真を撮っていた方に教えてもらいました
徳川家康の名将本多忠勝の城
天守は大火で焼失後後世に復元されたものだそうです
終点は外房線の大原駅
レトロな列車に乗って５時間、
時空を超えた旅をしたような不思議な感覚を
味わうことができ心に残りました
長くなるので後半に続きます
読んでいただきありがとうございました