Christine Dell'Amore
forNational Geographic News
June 17, 2011

 今年の「父の日」は6月19日の日曜日。百貨店などには特設のプレゼントコーナーも設置され賑わいを見せている。父の日は年に1回、献身的な“人間の”父親を称える日だが、動物の中には人間以上に献身的にわが子の世話をする父親も存在する。


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そんな父親の代表格がタツノオトシゴだ。タツノオトシゴはオスが実際に“妊娠”する魚の一種だ。オスの腹部にある“育児嚢(いくじのう)”と呼ばれる特殊な袋にメスが産卵すると、オスは最大2000匹の赤ちゃんをお腹の中で稚魚になるまで育てる。妊娠期間は10~25日間ほどだ。

イギリスにあるレディング大学の進化生物学者マーク・ペイゲル氏は、「彼らはとても興味深い。オスは性転換するように事実上メスになる。タツノオトシゴのオスは献身的な理想の父親像だ」と話す。

南アメリカに生息するマーモセットのオスは、たいてい双子で生まれる赤ちゃんを運び、食べ物を与え、毛づくろいをするが、さらにメスの出産に際しては“助産婦”の役割まで務めることがあり、新生児をなめて毛づくろいを行う。

 マーモセットはメスの出産コストが高く、出産時の胎児は母親の体重(約55キロ)の25%(約14キロ)にまで成長しているため、オスがお産を手助けする必要が生じるのだ。

コウテイペンギンの父親は卵を孵化させるため、絶食状態の中、氷点下の極寒にじっと耐え続ける。その献身的な姿はドキュメンタリー映画『皇帝ペンギン』に描かれて有名になった。メスが卵を1個だけ産むと、オスは足の上に卵を乗せて、抱卵嚢(ほうらんのう)と呼ばれる皮の部分で覆う。

 ペイゲル氏は「父親が温めているのは卵だが、この袋は女性の子宮のような役割を果たしている」と話す。「その点ではタツノオトシゴの父親とよく似ている。つまり、われわれの社会では男が女性に任せてきた仕事を、彼らはともあれ代わりに引き受けているということだ」。

 ペイゲル氏も、ウィニペグ大学の生物学者スコット・フォーブス氏も、動物の親たちは人間の家族の関係についていろいろなことを考えさせると言う。「他の動物の中にわれわれ自身の姿を見ることができる」とペイゲル氏は語っている。

 動物たちの良き父親ぶりをみて、人間の父親は、また母親と子どもたちは何を思うだろうか。
Photograph by Paul Zahl, NGS Image Collection


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全文章と写真を抜粋させて頂き、帰属をさせて頂きます。
心より感謝をいたします。


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