CAP企画vol.3
「東尋坊 ~命の番人~」
作・演出/鄭光誠
1月25日(火)~30(日)
@中野・テアトルBONBON
物語の場所は福井県は東尋坊にて‥
実際に取材をされて、実在される人物で在り、今も自殺防止活動をされている方の話しを織り交ぜて‥
鄭光誠氏が、手掛けた三部作の最終章の話しで物語は造られている。
story:国の天然記念物として指定されている岩壁の奇勝地、福井県は東尋坊。
ここは、別名「自殺名所」として、様々な人達が訪れる。
訪れる人々の悲観、喜怒哀楽等の人生の歯車と地元住民の人間模様などが全て交差し、逸れを見守りいろんな想い命が宿る東尋坊の岩々。

それは人が、生きる糧にしていくべき命そのもののように思われる。
自殺は、その人にとって大事だと思われていたものが失われた時、選ばざるを得なくなった最後の道。
しかし、本当にその道しか選択は無いのでしょうか‥
命を投げ出そうとする人と救う人、救われた人と救えなかった人、見て見ぬふりをする人々
生きるとは何か、死ぬとは何か、救うとはなにか。
人はもちろん、世の中の生きとし生きるもの全てに存在する命。この物語は、そんな命と向き遭っている「人」の話し

感想:舞台の東尋坊のセットが、リアルに造られていて、造形美を感じました。
舞台の枠を越えて、今この時この日に起こっている、現代社会での弱者に対する叫びとその叫びに手と命を紡ぎ助ける‥
現代での無縁孤立社会での在り方と人との拘わりの大切さと命と死の大切さを知る話しを観たなと感心しました。
冬の寒いなか、温かくも優しくも感じ、心のなかに忘れがちになっていた、身近な問題を問い、言葉が命を宿す温かな良い作品だなと感じました。
茂幸雄氏(横道氏)の温かく優しい人間味のある人生を丁寧に演じているのに感心をし、適性役だと感じた事と、実在する人物とは、どんな人かと興味と関心が湧きました。
色々と舞台が始まるまで大変だったらしく、そのさなかでも横道氏は、他の役者さん達への丁寧な指導や相談に乗り拘わったので、この作品には横道氏の大きな役者としての生命が根付いております。
この作品は、観ていて安定感と絞まりがあり、全てのスタフ、全ての出演者の人達が魂を込めて造り挙げた、命大切さを改めて問い見つめ直す、素晴らしく良い作品が誕生したなと想い、

三重県から脚を運んで、観に来たかいがあり、改めてもう一度、拝見したい良い作品だなぁ‥と想いながら‥、
温かな気持ちで、中野を跡にしました。

イラストは、この舞台のイメージ・イラストでは無く‥
『あなたの部品 リライト』のイメージ・イラストです。
「東尋坊 ~命の番人~」のイメージ・イラストは、ちゃんと描いてアップします。
‥いつに、なるかな‥f^_^;?

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