ゴールデンウィークに突入ー!ということで日帰り旅行に行ってきましたニヤリ



我が家の旅行は基本プランナーが私。今回はとある日を日帰り旅行に設定(長女もこの日は息抜き)。



栃木は何回か行ったことがあるのですが、何せ北から南まで意外と長い、見どころもあるので今回はあまり行かない日光市(主要な物はある程度訪問済みですが)、桐生市、足利市へ車車




まずは日光市の足尾銅山へ。

日光市というイメージがなかったのですが市町村合併したみたいですね。



いざ炭坑の栄えた足尾銅山へ。
決め手は涼しさとトロッコに惹かれて(笑)


入坑する前に駐車場側の足尾文化交流館へ。ここには足尾銅山の歴史、実際に採れた鉱物、子ども用のゲームコーナー(パズル)があり、非常に詳しく分かりやすく歴史が学べます。江戸期の銅製錬の方法も化学式で説明。この文化交流館に展示されている様々なものが結構本格的ですごい勉強になりましたよ。



又ボランティアのおじ様方が色々教えて下さいます。うちの姉妹にも炭坑の歴史をレクチャーして下さいました。


そしていざ実物を見に目
近くには渡良瀬川(頭の中をあの曲が(笑))

この様な可愛らしいトロッコに乗って右下のトンネルの中へ。一気に体感温度が変わってヒンヤリカキ氷カキ氷半袖寒かった。


足尾銅山、山の中をなんと!1200キロに渡って縦横に坑道があります。東京から福岡までが片道約1000キロ。信じられない距離です。


江戸時代に農民2名がこの鉱山を発見、徳川家光の元、銅山の開発が進められました。



行きはトロッコですが帰りは坑道を歩いて地上から階段を登って元の場所に戻ります。この坑道が暗い。そしてリアルな炭鉱夫の人形。江戸時代の炭鉱夫は草履を履いてますがさすがに昭和になるときちんと保護された靴(安全靴ではなさそう)に作業着。大掛かりな道を作るのにダイナマイトで爆破させて掘っていく訳ですから本当に大変な作業だったと思います。
この道、観光客が少なくて1人で歩いてたら結構ドキドキするかも。ここは終盤で綺麗に舗装された場所。序盤から中盤は岩肌が見えている(足元も天井もきちんと舗装されているので歩けます)坑内のトンネルを所々作業をしている人達を眺めながら歩きます。


その方達。リアルな人形。
そして後ろの方も人形です。
どこも見応えがありました。



地上に出ると空気の暖かさにホッと(笑)
緑の山々が出迎えてくれます。



もう少し知りたいなぁと思ったので文化交流館にあったこちらの本を購入。家で読んでますが読みやすいです。

銅の産出量が減り閉山になった訳ですが廃墟の様に見える変電所も今も使用されているみたいです。行く前に車で通ったのですが完全に廃墟だと思っていました。当時の様子を見られる跡が様々な場所にあるのでもっと回って見るのも良いかも知れません。



こちらの銅山。
最後は
「銅もありがとう。また銅ぞ」
という文字が見送ってくれました(笑)


世界遺産への登録を目指して頑張っていらっしゃる様です。(普通に)登録されてもおかしくないのでは!?って思っちゃう。


足尾銅山を後にしてお次は桐生市へ車車
②に続く…