入学から1ヶ月が経ち、娘は長時間通学にも耐えて楽しそうに学校に通っています。

GW明けはやや燃え尽き気味で、朝家を出るまでが辛そうなのは気になりますが💦


下の子はまだ受験学年ではないので、今のうちに学校見学を進めようと思って、久々にR4偏差値表を開いたりしています。

去年の今頃はこの表を見ながら受験日ごとの志望校候補R4-R3のローソク足(って言うんでしたっけ?)チャートを作成し、面談で先生に提出してドン引かれたりしていたな、と懐かしく思い出しました。


5年、6年と計20校近く学校見学に行き、日能研の学校説明会も含めたら確実に30校近くまわったはず。

入学した学校は親も気に入っており、本人も楽しそうに中学生活を謳歌しているので良いのですが、もし今5年生の時に戻れるとしたらこうするかな?というものをまとめてみました。


①今の成績にこだわらず、幅広い偏差値帯の学校を見学する


5年生の時の平均偏差値はN50ぐらい、6年生前期はN50手前で安定していたので、チャレンジ校と位置付けた50台前半の学校を中心に見学し、成績が下がった時に備えて偏差値-5から-10ぐらいの学校も見に行っていました。

難関校が熱望校になったら勉強のモチベーションアップにつながるかな、とN60台の学校も見学しましたが、本人には全くささらず。(親だけがファンになって帰る)

ところが6年生秋になっていきなりN50台後半になり、そのまま受験期に突入するという想定外の事態が発生。

本人は軽い調子で見学に行ったN60台の学校を受けたい🎶と言い出したのですが、時は既に冬休み前。

問題の傾向も違いすぎるし、さすがにここから対策しても間に合わないだろうということで、ほぼ6年前期に決めた志望順位のまま受験しました。

結果的には良い学校にご縁をいただけて満足はしているのですが、N50台後半の学校も見学に行って選択肢を増やしておけば良かったな・・・と思うことがあります。


今は下の子の成績が上がっても下がっても対応できるよう、学校見学スケジュールを組もうと思っています。



②遠そうというだけで敬遠した学校は、まず親が見に行ってから考える


我が家からだと、地域的に都内でも通える場所が限られています。

そのため乗換案内とにらめっこし、一定の通学時間を超える学校は機械的に候補から外していました。

しかし実際に中学生活が始まると、電車に乗っている時間の長さだけではなく、座れるかどうか、乗り換えの回数、始業時間などが重要ということが分かり、実はここ通えたのでは・・・?と思う学校もいくつか出てきました。

気になる学校があれば、まずは親が行ってみて、通学がしんどいと感じるかどうか確認すれば良かったなと思います。



③5年生のうちは押さえ校は見に行かない


これはお子さんの性格にもよると思います。


娘は楽な方に流れやすい性格で、比較的入りやすい学校を見学する→気に入る→じゃあ今の成績でいいじゃん、となるタイプだったので、チャレンジ校メインで見学し、押さえ校は親が見に行くだけでも良かったかなぁという気もします。

実際に途中からその方針に切り替えて、具体的に受験スケジュールに組み込むことが決まった学校だけ本人を連れて行きました。

逆に下の子は心配性で、今から落ちたらどうしよう・・・とこの世の終わりのような顔をする子なので、5年生のうちはモチベーションアップのためチャレンジ校をまわって、6年生になったら第一志望が残念でもいい学校はたくさんあるよと伝えて安心させる方がいいかなと思っています。

この塩梅が本当に難しい・・・


6年生になると土日とも授業や模試で埋まり、秋以降になると本人が学校を見に行く機会は本当に少なくなるので、志望度が高い学校優先になります。

幅広く学校を見学するなら5年生のうちがいいかなと思います。


受験終了から1週間、久しぶりにおじいちゃんおばあちゃんに会ってきました。

ゆっくり観光して、ご飯食べて、たくさんおしゃべりして、そして思いっきり朝寝坊して・・・という生活をおくって、徐々に日常に戻ってきたことを実感します。


これから私の記憶も急速に薄れてくるでしょうから💦覚えているうちに少しずつ書き留めておくようにします。

来年以降の受験生に少しでも参考になりますように。

(そして下の子の受験の時に自分が思い出せますように・・・)


今回は入試の前泊についてです。


志望校まで電車で1時間ほどかかること、また娘が絶望的に朝に弱いことから、早い段階から前泊を検討していました。

(朝のzoom up講座も2日出席しただけで体調不良になり、その後は一度たりとも参加できていません)


塾の面談の時に相談した際、可能であればぜひ前泊して下さい、疲れ具合が全然違います!と熱く背中を押していただいたこともあり(授業中寝てる娘を見兼ねてかも😱)、11月には第一志望校、第二志望校の近くのホテルを予約しておきました。


長引くことも想定して1/31から2泊したのですが、その時感じたメリット・デメリットと反省点をまとめます。


【メリット】

①朝早く起きなくて良い

当日は学校から徒歩圏内のホテルに泊まったので、6時過ぎに起床、6時半から朝食をとって、7時過ぎにホテルを出るという余裕のスケジュールでした。

家から行くとしたら5時には起きなければならず、体力的にしんどかったでしょうし、何より親が早起きプレッシャーで寝られなかったと思います。

余談ですが、2/3チャレンジ校受験のため親4時半起き、子供5時起きにした時、怠惰な自分にはこんな生活何日も続けられないと心から思いました・・・


②子供の受験中に親がホテルでゆっくりできる

子供の受験開始時間まで控室で過ごして、あとはゆっくりホテルでお茶したり仮眠をとったり、かなり余裕のある過ごし方ができました。

親も体力勝負なので、笑顔で出迎えて午後校に送っていくために、ここで体を休めることができたのは大きいです。


③家族の予定に振り回されない

下の子の用事やテレビ見せろコール、夫の帰宅時間、皆のご飯の支度などに振り回されず、受験生のことだけ考えて動けるのが最高でした。


④電車の遅延を心配しなくて良い

2/2は当初雪予報でした。

学校近くの電車は動いていても、我が路線は止まっている、ということもあり得るため、自宅から行く予定をしていたら気が気ではなかったと思います。



【デメリット】

①部屋が勉強モードではない

なるべくゆっくりできるようにとシティホテルを予約したのですが、それが裏目に出てしまい・・・リラックできる素敵空間=照明が暗いことを忘れていました。

作業用デスクはあるのですが、備え付けのライトが暗い。

部屋中のライトをデスク周りに集めてもまだ暗い。

全く勉強モードになりません。

キャンプ用のランタンを持ち込めば良かった。

次に同じ状況になったらビジネスホテルも検討するかもしれません。


②騒音問題

ちょうど団体客が多い時期だったのか、夜中12時過ぎまで廊下で話し声が聞こえたり、(たまたまですが)上の階からジャンプの振動が続いたり、あまり落ち着く環境ではなかったです。

幸い娘は一度寝たら起きないタイプだったので影響はなかったのですが、音が気になるお子さんだと辛かったと思います。


③食事問題

ホテル泊ということは、当然食事は外食になります。

朝食はホテルのビュッフェで済ませば良いのですが、夕食については慣れない場所で空いているお店を探して・・・というのも疲れるので、早めにレストランを予約しておけば良かったなと思いました。


④受験票の印刷をどうするか問題

我が家は2泊したので、2/2の受験校をいつ決めるかという問題がありました。

元々2/2は2/1と同じ学校を受ける予定だったので、お金はかかりますが事前に2日分の申し込みをして、受験票を印刷して行きましたが、2/1の結果を見てから出願校を決める場合、夜中に受験票印刷のためにコンビニに走る・・・ということは想定しておく必要があると思いました。


⑤お金がかかる

受験期は金銭感覚が麻痺していてあまり感じませんでしたが、2泊で8万円前後という金額は庶民にとってはそれなりに大きかったです。

加えて受験票印刷問題回避のための2/2の受験料⚫︎万円も・・・安心料なのでいいですけどね💦


こうして書き出してみると、前泊が良いかどうかは一概に言えないと思います。

旅行慣れしていてどこでも寝られるタイプで、しかも朝が弱いので前泊の恩恵が大きい我が家には合っていましたが、多少朝が早くなっても、慣れた自宅で過ごす方がパフォーマンスを出せるということもあるかと思います。


ちょうど大学受験や春節で宿泊客が増える時期ですし、もし前泊を検討しているなら、2/1午前校が決まった時点で早めにホテルを押さえておくのをお勧めします。

首都圏の受験もひと段落し、日常生活に戻られた方が多いかと思います。

先週土曜日からの怒涛の日々を走り抜けた皆様、本当にお疲れ様でした。


我が家も永遠に続くと思われた受験本番期が終わりました。

娘は無事に第一志望の女子校への進学が決まりました🌸


中堅校志望のゆる受験を目指していたはずが、小6の一年間はとてもそんなことを言う余裕はなく・・・

どの層を目指したとしても、自分の能力maxを狙おうとするとハードな日々になるのだと実感しました。

そもそも高校受験、大学受験をくぐり抜けてきた身でありながら、理科と算数は娘に敵わない。

(文系なんで)

ということは、多くの受験生たちに遠く及ばない。

それだけでいかに6年生がハイレベルな内容を勉強しているのかが分かります。


唐突に受験が終わった感があり、私は心にぽっかりと穴が空いたような気持ちですが、娘は合格発表を見た3分後にはサクッと切り替え、残り少ない小学校生活を満喫しています。 

放課後友達と遊んだり、家で心置きなくテレビを見たり、この半年間できなかったことを楽しんでいる姿を見るのは嬉しいものです。


まだ振り返りには早いですが、記憶が新しいうちに、備忘も兼ねて(下の子の受験もあるので・・・)やってよかったこと、やっておけばよかったことなどを書き留めておければと思います。