こんばんはー!マックです。

色々辛い展開の多かった希う朝も、2か月かかってやっと終わりました。

お付き合いくださった方々、本当にありがとうございます~!!


しかし・・・

梅雨が明けるまでには書き終わる!って言ってたのはいつの事やら・・・

梅雨がどうこう言う前に、夏休みに完全突入しておりますね!ひいぃぃ!!

相変らずな感じですみません・・・

(でも一応、予定話数よりは少なく終わらせたんですよ。これでも←)



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さて、一番最初に「この話しは実際にあったネタをもとに書いています」と前置きしました。

モデルにしたのは、私の母の知人夫婦です。


色々詳しく言うと身バレに繋がるので深くは言えませんが、そのご夫婦の旦那様が、母とかれこれ二十年近いお付き合いになります。

ご自分のお仕事もありながら、地域の活動にも精力的に参加される方でした。

奥様もご協力なさっていたので、母は奥様の事も存じております。

旦那様を支える、優しくて明るい奥様だったそうです。


倒れられたのは、数年前の夏祭りの日でした。

地域の数か所でお祭りがある日で、役員活動の為に朝から別行動をされていた知人夫婦。

昼過ぎ、突然別会場にいた役員から旦那様に「奥様が熱中症で倒れた」と連絡が入りまして・・・

慌てて搬送先の病院へ駆けつけたのですが、一晩生死をさまよいました。

そして翌日、目覚めた奥様の第一声が「どちら様ですか?」

長年連れ添った旦那様の事を奥様は忘れていました。


それ以前に患っていた御病気のせいもあって、危篤状態の時は本当に危なかったんだとか。

それでも「命が助かったんだ、記憶がちょっとないくらい問題ない」と暫くの入院ののち、無事に退院して自宅へ戻られたそうです。
でも、いくら仲良し夫婦と有名なお二人でも、生活していく中で色々と問題が発生していったようで・・・

その年の冬、飲み会に参加した旦那様が母に「時々豹変したようにキレるんだ。そんな事くらいで・・・って思う事もあるけど、きっと不安や不満が積み重なっての事なんだよね。俺は何もしてやれる事がないんだ・・・」とぽつり漏らしたそうです。


普段の会議やイベント時は自信満々で少々強引に物事を進める節もある旦那様が、悲しそうに背中を丸めてぽつぽつと呟く姿は母の印象に強く残ったそうです。

(ちなみに、ヤキモチ妬きになってすんごい剣幕で怒られた事もあったとか。オリキャラ・荒井が誕生したのにはそんな背景もあったりします)


途中離婚も考えたそうですが、二人で話し合って「今の二人に合った新しい関係を作っていこう」となり、以前よりは衝突も増えましたが夫婦の危機はさったそうです。


結局、奥様の記憶は持病のせいで長らく戻りませんでしたが、年単位掛けて自然戻りました。

今はゆっくりと過ごされているらしい―――と言うのが、リアルで起こった出来事の結末です。



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私が初めてこの話を書こうと思ったのは、昨年の初秋でした。

今年もおかしな天気が続いて熱中症の注意喚起が毎日されていますが、昨年も異常気象でしたよね。

それで「熱中症でも重症化する事があるって知ってほしいな」と思い、1話を書いたのですが・・・

「もう9月やん!超季節外れな公開になるわww」←

と言うわけで、この設定は正直お蔵入りのひとつでした。


でも今年の春先、自分が体調を崩しまして・・・すごく苦しい思いをしました。

色んな要因が重なって起こってしまった事だし、自業自得の面も無きにしも非ずで仕方がなかったのですが、普通に生活はできるレベルだったし、まず子供達(特に旦那←)はママの体調悪かろうと待ってくれませんからね。

「辛い、苦しい」って事を言えなくて随分辛かったです。

(旦那は言った所で解ってくれなくて、正直かなりメンタルやられました。

蓮キョと言う潤いと、支えてくれるハニーがいなかったら発狂してたな)


あ、最近やっと良好になりまして。今は最後の通院で貰った薬を飲んでる所です、マックは大丈夫です!



現金なもので、自分が体調を崩して初めて健康である事のありがたさが身に浸みたんですよ。

当たり前に出来ていた事が出来ないのって、凄く辛い。

そこで、昨年書いたまま放置していた1話と何となくメモしてた設定を掘り起こしまして。

『希(ねが)う朝』にしたのでした。



途中、「こんな話辛くて読めない」「これが蓮キョってありえない」と言うお声も若干頂きました。

そうですね、話の元にしたご夫婦は十数年連れ添われてる熟年夫婦ですし、多少脚色しないと小説にはなりませんし。

蓮キョ変換しても原作ではまだ21歳と17歳の蓮キョの数年後・・・には見えない部分も多々あったと思います。

それは私の文章力不足とか色々理由はありますし、二次の世界ですから肌に合わない作品を無理して読んでいただく事はないと思います。



ただ、たかが熱中症と侮らないでほしい。

たかが熱中症でも、倒れて記憶障害になる人も本当にいるんだって事を知ってほしい。


拙宅をご覧になられてる方は、仕事が忙しい方やママ業でお忙しくされてる方が多くいらっしゃると思います。

自分の事がどうしても後回しになりやすいんですよね・・・

でも、「自分は健康だから大丈夫」「何とかなる」って思わずに、体調の変化に気を付けて欲しいと思います。

倒れてからじゃ遅いんです。


某アイドルグループ卒業者の名言じゃないですけど、「マックの書く話は嫌いでも、ご自分の体を大事にしてください!」←古




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さてさて、話以上に長いあとがきにもお付き合いくださった方々は本当にありがとうございます。

夏休み中には宣言通り、希う朝の本編に入れられなかった話を3つほど上げられたらなと思っております。


ひとつは話数と構成の都合上カットしてしまった、尚の出てくる回。

ひとつはこの蓮キョの桃話。←

ひとつは、彼らが本当に希った朝。


本編はリアルにあった事をなぞった物であったのに対し、こちらは完全にマックの趣味です。

読まなくても全く問題はありません。

更新日は決まっておらず、書けたらUPと言う形になりますので気長にお待ちいただけると有難いです。

(まずこれから書きますわorz)



ではでは。

本当に皆様、体調の変化には十分お気をつけて、楽しい(ママには地獄ですけど)夏休みを過ごしましょう。

水分補給はこまめに。睡眠はなるべくとって!体調おかしい?と思ったら、すぐ横になって!

お願いですから倒れないでくださいね!


マックも暫く地獄の夏休みを満喫したいと思います!

あでゅー!!←




(あとがきはコメ欄開けておきます。メンタルも少々上がってきたので、異論反論ばっちこーい!)