時間をつぶして店に戻ると、ちょうどテンさんが店内にあるアクセサリーを選びに戻ってきていた。
「あ、蓮ちゃん。キョーコちゃん凄いわ!いい素材よー!ぜひモデルやって欲しいくらいなんだけど。」
「そうなんですか?あ、アクセサリーどんなの探してますか?ネックレスならこれ…」
先程買ってきたネックレスの箱をテンさんに渡す。
「…キョーコちゃんって、蓮ちゃんの彼女?」
「えっ!?いや、違いますけど……」
「ふーん、そうなの。あ、これ可愛いわねぇ!キョーコちゃんにプレゼントでいいのかしら?」
箱を開けたテンさんは、ニッコリ笑いながらネックレスを俺の前に出す。
「はい…なんか似合いそうだと思って。」
「ふふっ、わかったわ!仕上げおわるまでもちょっと待っててね♪」
そう言うと、テンさんは奥へ再び戻っていった。
テンさんは『美容界の魔女』と呼ばれる程の腕の持ち主。
最上さんは一体どんな風に変わっているんだろう…。
少しそわそわしながら待っていると、部屋の扉が開いて最上さんが出てきた。
裾に向かって、白からエメラルドグリーンへと変わっていくグラデーションが目にも鮮やかなふんわりとしたワンピース。
ボリューミーなコルクウェッジソールのサンダルが夏らしさを演出している。
少し長めのショートカットはハニーナッツカラーに染まり、アイシャドウのジューシーカラーを引き立てる。
最上さんの清楚な可憐さを残しつつ夏らしい爽やかさをプラスした装いは、彼女を大人の女性に変身させていた。
「あ、あの……やっぱりどこか変かしら…?」
思わず見惚れていたら、何も言わない俺に心配になった最上さんが恐る恐る聞いてくる。
「違うわよー!キョーコちゃんがあんまりにも綺麗で、見惚れちゃってるのよ!」
「ええっ!?それはミューズの魔法のおかげですから!」
相変わらず遠慮しまくる最上さん。
中身は可愛らしい最上さんのままだ……
「いえ、その……とっても綺麗です。」
「もう!敦賀くんってば、お世辞はいいのよ?…でもありがとう。」
頬をほんのりピンクに染めてお礼を言ってくれる最上さん。
右手をあてた胸元には、さっきテンさんに渡したネックレスが輝いていた。
「そうだ!どうせだから、二人でデートしてきちゃえば?
せっかくキョーコちゃんおめかししたんだし、蓮ちゃんちゃんとエスコートしなさいよー!」
「えぇ!?でもこの衣裳は…」
「いーのいーの、蓮ちゃんにツケとくから。悪いと思うなら、蓮ちゃんにデート先でお返ししなさい!」
テンさんはそう言うと「片付けしてくるわー」と、奥の部屋へ行ってしまった。
こんな綺麗な彼女と二人きりにされて、俺の心臓は病気なんじゃないかと思うくらい早鐘を打っている。
デート……確かにバイトに戻るには遅い時間だし、そのまま最上さんと別れるのも嫌だから、ちょうどいいのかもしれない。
「あの…どこか行きたい場所とか、ありますか………?」
デートなら男の俺がリードすべきなのかもしれないが、テンパり過ぎていい場所が思い付かないので、思い切って最上さんに聞いてみた。
彼女は少し目を伏せて考えた後、ぽつりと行き先を告げた。
「………静かに海が見られる場所に行きたいな。」
************
服とかの描写って難しい(汗)
色々調べまくってもこれが今の限界だわ…
うーん、精進せねば。
あ。アメンバー200様リクですが、メッセージの送れない方でした。
リクエストまだ未消化が2つ(片方は中編)も残っていて、難産してるので。
申し訳ありませんがメロキュン研究強化で許してくださいませ……
「あ、蓮ちゃん。キョーコちゃん凄いわ!いい素材よー!ぜひモデルやって欲しいくらいなんだけど。」
「そうなんですか?あ、アクセサリーどんなの探してますか?ネックレスならこれ…」
先程買ってきたネックレスの箱をテンさんに渡す。
「…キョーコちゃんって、蓮ちゃんの彼女?」
「えっ!?いや、違いますけど……」
「ふーん、そうなの。あ、これ可愛いわねぇ!キョーコちゃんにプレゼントでいいのかしら?」
箱を開けたテンさんは、ニッコリ笑いながらネックレスを俺の前に出す。
「はい…なんか似合いそうだと思って。」
「ふふっ、わかったわ!仕上げおわるまでもちょっと待っててね♪」
そう言うと、テンさんは奥へ再び戻っていった。
テンさんは『美容界の魔女』と呼ばれる程の腕の持ち主。
最上さんは一体どんな風に変わっているんだろう…。
少しそわそわしながら待っていると、部屋の扉が開いて最上さんが出てきた。
裾に向かって、白からエメラルドグリーンへと変わっていくグラデーションが目にも鮮やかなふんわりとしたワンピース。
ボリューミーなコルクウェッジソールのサンダルが夏らしさを演出している。
少し長めのショートカットはハニーナッツカラーに染まり、アイシャドウのジューシーカラーを引き立てる。
最上さんの清楚な可憐さを残しつつ夏らしい爽やかさをプラスした装いは、彼女を大人の女性に変身させていた。
「あ、あの……やっぱりどこか変かしら…?」
思わず見惚れていたら、何も言わない俺に心配になった最上さんが恐る恐る聞いてくる。
「違うわよー!キョーコちゃんがあんまりにも綺麗で、見惚れちゃってるのよ!」
「ええっ!?それはミューズの魔法のおかげですから!」
相変わらず遠慮しまくる最上さん。
中身は可愛らしい最上さんのままだ……
「いえ、その……とっても綺麗です。」
「もう!敦賀くんってば、お世辞はいいのよ?…でもありがとう。」
頬をほんのりピンクに染めてお礼を言ってくれる最上さん。
右手をあてた胸元には、さっきテンさんに渡したネックレスが輝いていた。
「そうだ!どうせだから、二人でデートしてきちゃえば?
せっかくキョーコちゃんおめかししたんだし、蓮ちゃんちゃんとエスコートしなさいよー!」
「えぇ!?でもこの衣裳は…」
「いーのいーの、蓮ちゃんにツケとくから。悪いと思うなら、蓮ちゃんにデート先でお返ししなさい!」
テンさんはそう言うと「片付けしてくるわー」と、奥の部屋へ行ってしまった。
こんな綺麗な彼女と二人きりにされて、俺の心臓は病気なんじゃないかと思うくらい早鐘を打っている。
デート……確かにバイトに戻るには遅い時間だし、そのまま最上さんと別れるのも嫌だから、ちょうどいいのかもしれない。
「あの…どこか行きたい場所とか、ありますか………?」
デートなら男の俺がリードすべきなのかもしれないが、テンパり過ぎていい場所が思い付かないので、思い切って最上さんに聞いてみた。
彼女は少し目を伏せて考えた後、ぽつりと行き先を告げた。
「………静かに海が見られる場所に行きたいな。」
************
服とかの描写って難しい(汗)
色々調べまくってもこれが今の限界だわ…
うーん、精進せねば。
あ。アメンバー200様リクですが、メッセージの送れない方でした。
リクエストまだ未消化が2つ(片方は中編)も残っていて、難産してるので。
申し訳ありませんがメロキュン研究強化で許してくださいませ……