我が家でのお祭りとは「雰囲気を楽しむもの」である。
ヨーヨー釣り → しない。ヨーヨーに100円200円の価値はない。
スーパーボールすくい → しない。もう家にいっぱいある。
金魚すくい → しない。子供に遊ばれて傷ついている個体ばかりで長生きしにくい。
屋台 → 食べない。割高、衛生的な問題、どこで食べるの?といった諸々の問題をクリアしていない。
とりあえず、なぜしないのかということを書いてみたら冷静になってみると、すごく面白みがないんだな、私。
そんな我が一家が先日、地元のお祭りに参加した。
今回は100円のかき氷があれば食べさせてあげよう、ポップコーンもまぁ兄弟で分けるならいいだろうと思ったりしたのだ。
しかし、かき氷は700円だったしポップコーンも思ったよりも高かった。
高級かき氷なんか求めていない。
しかも、かき氷を子供二人で分けられるようスプーンや器をもらえるのだったらよかったのだが、「スプーンはかき氷ひとつに1本だけ」と書かれてあり、「700円取るのに?」と思ってしまい全く買う気がなくなった。
長男はお祭り会場で同じ保育園の友達を見つけて行ってしまった。
お祭り会場は開けた場所で、完全に囲われている場所なので、外に出てしまう可能性は低い。
遠目から見ていると数人で一緒に遊んでいたので、「まぁいいだろう」と思って長男は放っておくことにした。
引っ込み思案の次男は友達がいても会話もせずにバイバイして終わってしまう。
なかなかお祭りを楽しめない次男とピンボールをすることにした。
1ゲーム200円とかちょっとボタクリっぽいなと思ったけど。
子供が遊びでやるんだったら景品とか原価安いんだから3ゲームくらいやらせてやってほしい。
そんな中、次男はなんと1ゲームで1等を当てた。
この次男、くじ運が良くて至る所で色々当てていて今回も当てた。
私の後ろから並んでいた小学生の「うぉー!」という声が。
1等の景品をもらうと、まったく笑顔にはならないがぎゅっと握りしめている次男が可愛かった。
色々回っているうちに子供たちとの約束の1時間が経ったため、長男を迎えに行った。
それまでも長男やお友達をチラチラ見ていたので、危険とかそういったことは感じてなかった。
長男とお友達が遊んでいたエリアを探していると、なんとお友達のママさんたち数人がレジャーシートを広げて座っていた。
そして、そこにはポップコーンやら焼きそばやら食べた形跡が・・・・。
長男のお友達が、「長男くん、◯◯くんからコロッケもらって食べてたよ」と教えてくれて、私は血の気が引いた。
「え?食べさせてもらってたの?」と。
以前、ケンカで長男を噛んだ子のママさんから改めて謝罪を受けて、「いえいえ、全然大丈夫です」と対応していた時は良かったのだが、他のママさんから「長男くんの焼きそば、△△くんママが払ってましたよ」と言われ、これまた愕然とした。
長男は、お友達のママさんに色々食べさせてもらっていたのだ。
長男を「どうして勝手に食べたの!」と叱りつけ、ママさんたちに「長男が迷惑をかけてしまい、申し訳ありませんでした!」と謝罪して、その場を後にした。
どうやら長男はいろんな人から色々なものをもらってたようだ。
長男は言わなかったのでわからないが、「僕も食べたいな」とか「ちょうだい」と言ったのかもしれない。
長男が食べたもののリスト
・やきそば → △△くんのママが買ってくれた
・コロッケ → ◯◯くんのママが買った1つ
・リンゴジュース → 以前背中を噛まれた子のママ(これは解決)
・ポップコーン? → 不明
こんなにも、食べてた・・・・。
たしかに、私は長男に「他の人から食べ物をもらってはいけない」と教えたことはなかった。
今回も「食べるかどうかはお祭りに行ってから考えるからね」としか伝えてなかった。
私の監督不行き届きだった。
そうだよな、お祭りに行ったら何か食べるのは当然だよな。
お友達やそのママさんも、一人でいる長男だけ何も食べず、自分の子供たちだげ食べているというのはできなかったんだろう。
これは完全に私の想像力が足りてなかった。
今更だけどどうすれば良かったのかを考えたが、「自分も長男と一緒にいてみんなと同じものを買って与える」のが正解なのかそれとも、「お友達と遊ばせず、親の近くにいさせる」方が正解なのかがわからない。
わからないが、長男はお友達やママさんたちに迷惑をかけた。
そして、ママさんたちからはきっと「非常識な親」と思われただろう。
お金を払うべく、◯◯くんのママや△△くんのママを探しに行ったけど、見つからず、夫もママさんたちのところに行って謝ってくれた。
夫もあまりのことに「恥ずかしくて、もうママさんたちに合わせる顔がない」と言っていた。
私も、あのコミュニティにいる自信がない。
唯一LINEを交換していた△△くんのママにはメッセージを送り、謝罪と代金をお支払いしたい旨を伝えた。
「お金は大丈夫です」と言われたがそんなわけにはいかない。
そんなことになったら、もう保育園に行かせられなくなってしまう。
確かに、私たちは「非常識な親」だったが、「厚顔無恥な人間」にはなりたくはない。