映画 [ラブソングができるまで/MUSIC AND LYRICS]
『ラブソングができるまで』(マーク・ローレンス監督、2007年・米)を、SMARTさんと見に行きました。
映画館に足を運ぶのは『ダビンチ・コード』以来だから、1年ぶりぐらいかしら
最近の映画はDVDになるのが早いので、ついつい待ってしまいます。
でも『ラブソングができるまで』は大好きなヒュー・グラントとドリュー・バリモアの共演なので、気合を入れて見に行きました。
この2人が組むのは、初めてじゃないかしら。
少なくとも、私が見た限りでは記憶にないです。
そして、ヒュー・グラントが歌って踊るのも初めて
私は前々からヒュー・グラントとポール・マッカートニーがすごく似ていると思っていたのですが、この映画でピアノを弾いて歌う様子は、さらにそっくりでした。
歌も吹き替えかと思うほど、上手でしたよ。
ドリュー・バリモアはいつもの、可愛いけれど存在感のある素敵な女性だったのですが、今回はそれをしのぐほどの女優さん出現
それは、ヘイリー・ベネット。
1989年生まれで、この作品が長編映画ではデビュー作だそうです。
妖精のような透明感のある、とっても可愛い子でした。
今回のヒュー・グラントの役どころは、落ち目のミュージシャンのアレックス。
80年代の人気バンドのメンバーだったが、解散してからはすっかり落ち目で、くる仕事といえば遊園地での営業。
そんな彼に急に舞い込んだチャンスは、トップアイドルのコーラ(ヘイリー・ベネット)からの
「ファンだったから、曲を作って欲しい」という依頼。
10年ぶりの曲作りだが、時代遅れの彼と作詞家はセンスが合わない。
もめている打ち合わせの場に現れたのが、植物世話サービスのソフィー(ドリュー・バリモア)
歌詞の一部を聞いて、彼女なりのイメージを口ずさむ。
それを聞いてアレックスは、ぜひ一緒に曲を作って欲しいと頼む。
しかし、ソフィーにはあるトラウマが・・・。
出演者は最高でしたが、脚本がいまいちの気がしました。
それぞれの登場人物が脇役に至るまで魅力的なのに、ストリーが表面的に流れて、少し惜しい気がします。
でも軽いラブコメとしてはいい感じで、私は充分に楽しめる映画でした。
ヒュー・グラントファンには、特におすすめです。