2人を呼んできて

と白石先生は言った




呼ばれた5年のネチ子兄

1年のネチ子妹



私達には態度ものすごく悪い2人が



失礼します!


と行儀よく挨拶して入ってきた




白石先生の前では

顔はこわばり

背筋のばして

だけど手はそわそわしていて

かなり緊張している




白石先生

この方達わかる?



かなり始めだからか

優しい口調で私達のことを聞いた




ネチ子兄妹

は私達をチラッとみて

下を向いて答えない




白石先生

この方達知ってる?





再び聞いたが

下向いて答えない2人





白石先生が急に態度をかえ

おっきな声できいた



この方達を知ってるのか?

て聞いてるんだよ


どうなんだ?


知らないなら知らないで

聞かれたことにこたえなさい!


2人はビクついて白石先生をみて

ネチ子兄が言った


知ってます



色々話を聞いたが


お前達人をいじめて

楽しんでるんだって?


本当か?



ネチ子兄からだんくねらせながら

小さな声で


いじめてません



兄の顔を見てネチ子も言った

いじめてません




ちがうよなあ。


僕がおもうに

やってるよな


僕にまで

嘘つくのかな?




黙ってしまう2人



動画もみたよ



おまえのやってることは

許されることじゃない


いじめを楽しんでる

ゲームのように


石を人に投げたり

押してたおしたり



ネチ子も人をつねって

何が楽しい?



ほんとうに

やって無いっていうなら




そのまま帰れ

もうここに来る必要もない




今日からうちで

空手を学ぶ事はない



2人が顔を上げて

白石先生をみた

そして私達を睨みつけた



この人達を睨むって事は

悪いともおもわないし

ここまで思い余って

いらした気持ちもわからない




その上僕にも嘘をつく




僕は人の気持ちもわからないし

信頼関係も作れないやつに

教えることがない



強ければ俺はすごい

とでも思ってるなら




帰るか?





私達2人は

白石先生の言葉に

涙がでそうになるくらい

嬉しかった


学校も信頼関係ないなら

教えれないくらい

言ってくれる場所で

あればよいのに




ネチ子兄妹

帰れといわれた

瞬間泣き出した



泣いても変わらん


帰れ!






ごめんなさい

やりました。

もうしません

ごめんなさい



ごめんなさい

ごめんなさい



2人は泣きだした





やったんだな

やったって親にも言えるか



黙る2人



やったこと認めて謝る

そして2度としないと誓う


ここがスタート



許してもらえるか

どうかもそこから



まず

自分の親に

やってた事実をつたえろ





どうして人に石を投げようとか

人をつねろうと

思うのか僕にはわからん




うちの先生誰1人

そんな考えを持ってるやつと

空手をやっていこうなんて

思わない



まずはお前たちが

ちゃんと親に話して

そのあと

今後の話をしよう



とにかく今日は帰って

しばらくここには来なくて良い




来月の大会も出なくていい

うちの代表として

試合にでてほしくないからな







この教室は地元での貢献度も高く

地域清掃やお祭りなど

地域の行事に参加している


また

学校のクラブにも貢献している



だから学校でのいじめを率先して

やってるような生徒を

見過ごして放置してはいけないから

連絡いただいてありがたいと

あとから説明された


学校の先生よりよほど

地域の教育に貢献してくれてる


生徒でもない私達の子供のために

動いてくださり

感謝しかなかった



とにかく退会してもらうか

今後どうするかは

この方達とも話し


お前達の学校に事情もきいて



親と話して決めるよ



このままだと

空手をやる資格がない

からやめてもらうしか無い



今日はかえりなさい

家には電話をするよ



と言って2人を返した



そのあとどういう解決を望まれますか?

と聞かれた



私は空手を取り上げてしまうのを

望んでは無いこと


こんな素晴らしい指導者の元で

空手をつづけてくれるほうが

安心、そして夢があるほうが

改心できるかもしれないこと



だけどきちんと親も共に謝罪をしてくれて

2度とやらないでくれたら

それでよいと伝えた




明日親と話してくれるらしい

そして学校にもはなしてくれると



そのあとの経過を

報告いただくことに



開き直って謝らず

空手やめるのか?


あの親があやまるかなあ?






しかしともかく

予想外の救世主が現れ

この地区もまだすてたもんじゃないと

ノリ君ママと帰り抱き合った!