5月初旬小樽市天狗山(小樽市最上)にある「麓moriのカフェ」さんにいってきました。
天狗山ロープウェイ乗り場のすぐ近くにあるこのカフェ
もともとカレー屋さんだったところを、店主さんが改装し2018年12月オープンされたそうです。
そして、びっくりしたのが、お店の前にはスケートボード場が
この時はくぼみに雨水がたまっていましたが、カレー屋さんだった時代はお店で管理をされており、ボーダーの方たちが訪れて賑わっていたそうです。
現在は、そばに建物がありこちらで管理をされているようです。
カメラが設置されていて、投入口からお金を入れて利用できます。
景色も空気もきれいな場所なので、誰も使わないのはもったいないですもんね。
自分で検温、消毒して店内へ。
テーブルや椅子は使い込んだかんじがするので、きっとカレー屋さん時代のものをそのまま使っているのだと思います。
感染対策もかねてるのだと思いますがお水(レモン水)はセルフで
照明もレトロ。
店主さんのお気に入りのものなのかな? ジュースやソース等が販売されていました。
今時珍しいかたちのストーブ。
すぐそばに手作り感あふれる写真付きのメニューが貼ってあります。
こちらのお店、品数はそんなに多くなく、ケーキ(チーズケーキやレモンタルトなどその日によります)、キッシュ、ホットサンド(パニーニみたいなの)、リンゴパイ、渋皮煮栗パイなど。
飲み物とセットで注文できます
今回私が注文したのは渋皮煮のマロンタルトと紅茶
ちょっと小さめですが、右側のこのタルト。
絶品です
すごーく栗好きなわけではないのですが、ちょっと他では味わったことがないような、しっとり濃厚なタルトでした
一緒にいった友人が頼んだのがキッシュ。
一口もらいましたが、こちらも美味
でもマロンタルトのほうが絶品です
とっても美味しかったので、このマロンタルトを両親にも買って帰ったところ、ふたりも絶賛
夕食直後でしたが、あっという間にペロリと平らげ、もっとたくさん食べたい!また買ってきてって(笑)
入店したときは、年齢を重ねられた山ガールがおふたりいらっしゃったのですが、途中で帰られたので店内をまわってパチリ
窓辺にはこのお店のイラストが飾られていました。
テーブルやカウンターに本やイラスト集やスケッチブックなどが置いてあります
開いてみるとこんなかわいいエッセイ風のイラストが。
スケッチブックには、このままポストカードにしてほしくなるような、かわいい猫のイラストもありました
入店したのが16時過ぎだったので、あっという間に閉店(17時)時間に。
外に出ると、山に陽が沈むところでした。
穏やかな時間。
このあと北海道は新型コロナウイルス感染が拡大し、緊急事態宣言発令。
要請や自粛などで、お店は休業となってしまいました。
そして、6月、緊急事態宣言解除。
お店が再開されたことをSNSで知り、再訪することができました
またあのマロンタルトか、SNSで見たレモンタルトが食べたかったのですが、この日はなかったので、マロンパイにしました
注文を受けてから焼くので15分かかるとのこと。
で、出来上がったのがこちら
パイの上にバニラアイスと栗がどっさり。
パイの焼き具合も香ばしく、こちらもとても美味しかったです
前回も今回も、店内にいるのは女性店主さんおひとり。
こちらでお店を開く前は、道外でパテシエをされていたとのこと。
だからこんなに美味しいんだ!と納得。
本格的なスイーツが味わえ、遠くには海も見える、山の上の素敵なカフェでした
帰りに寄った初夏の小樽の海
潮の香がやさしく漂う夕暮れまでのひと時。
船も人ものんびり。
陽が暮れてきたので札幌へ帰ることに。
小樽から札幌へ向かうこの海沿いの道。
いつもここでちょっとだけ心奪われます
山に沈む太陽が、向かう先にある山並みに建つ家々を、やさしく照らす風景。
海と潮風と、異国感漂うこの眺め。
帰る人にも優しい、郷愁感に包まれるひと時です。
これも港町 小樽の魅力のひとつなのかもしれませんね