こんにちは。シャルカーンです。

先日、頭の形外来を受診予定のフォロワーさんからご質問をいただいたのですが、返信が長くなりそうなので記事にしたいと思います。







ざっくり言うと質問内容はこんな感じでした。

Q.「ヘルメット装着が23時間になったころ、消毒は1日どれくらい行っていますか?入浴時以外も、ヘルメットを外して行いますか?」



こちらの方は、これから受診して、診断結果からヘルメット治療をするかしないか決められるとのことでした。

頭の形が怪しい・・・くらいのかたは、ほとんどのかたが受診してから決められることが多いそうです。
また、軽度の変形の場合は、ヘルメット治療はできないそうです。
そんなことから、ヘルメット治療をしてみたいと思ったら受診してスキャンしてみるのがいいのかなと個人的には思います。

ただ、ヘルメット治療でも色々なケースがあるので、私は治療をするのもしないのもどちらでもよいと思っています。

実は、シャルカーンのうちは、子どもの頭の形について訴えても、保健師さんや検診の小児科医にも「たいしたことない」と言われ、軽度か、いっても中程度くらいかな?と勝手に思っていました。

しかし、気になるのは気になるので、とりあえず受診して後日スキャンしたらなんと「重度」の診断でした。
斜頭だけが気になっていたのですが、絶壁も併発しているとのことで
これは治療するしかないと思った感じです。

スキャンした施設のかたも仰っていましたが、
超重度とかでない赤ちゃんは、スキャンしてみないと見た目だけではわからないところはあるみたいですね。

たいしたことない、そのうち目立たなくなると言っていた保健師さんには、後日、報告したところ、保健師内で共有するとのことで、今では、頭の形が気になるお母さんたちに「こういう方法もありますよ」とヘルメット治療や頭の形外来を紹介しているようです。

まだまだ日本ではメジャーではないヘルメット治療。
私の体験談が役に立っているようでよかったです。






関係ない話を長々と書いてしまいましたが

ご質問への回答はというと・・・

A.23時間装着になってからですが、消毒は1日1〜2回くらいです。
うちは、お風呂が1時間くらいかかるので、基本的にはお風呂の前に1度消毒するだけです。


ほかにも、こんなときにはこまめに消毒しています。

・頭にすごい汗をかいていて、ほっぺやひたいに垂れてくるとき
・頭がかなりクサイとき
・あせもなど皮膚トラブルがあるとき

でも、多くて1日4〜5回くらいまでしか消毒したことがありません。

ちなみに、私の通院しているフォローアップ施設のかたの説明では、スターバンド社のヘルメット治療の場合、そこの施設のデータによると、ヘルメットの装着時間が1日22時間を下回ると治療の効果がほとんど得られず、せっかく装着していた20時間以上もの時間が無意味になってしまうそうです。
また、1回の外している時間が1時間以上になるとそれもそれで治療効果があまりなくなったりするそうなので、ヘルメットを外してから装着するまで、なるべく1時間以内に収める努力もしていました。
1回5分以内に終わらせれば、1日10回くらいヘルメットを外して拭いても理論上は大丈夫なんだそうですよ。

そういうこともふまえ、私は、息子がせっかく頭が臭かったり視界が狭くなったり汗で気持ち悪いなか、しっかりヘルメットをつけてくれているのだから、22時間は下回らないようにしてあげよう!と心に決めていました。


ヘルメットの消毒のときは・・・

①アルコールスプレーでビジャビシャにしてティッシュで乾拭き
②ショードック(消毒用ウェットティッシュ)でゴシゴシ削るように拭く


あと、これは、シャルカーン家独自の方法ですが・・・
③布団乾燥機についているプラズマクラスターをあてて乾燥させる

と、においが和らぐ気がします。
こんな手順でヘルメットを消毒しています。

私が通っているフォローアップ施設では、ヘルメットは絶対に水洗いしないように!!!と釘をさされました。
洗うと完全に乾燥させることができず、カビの原因になるそうです。



布団乾燥機は、こういうやつを使っています。

うちで使ってるのはこれらのもっと古い型番のものですが、
プラズマクラスターをあてるとブーツのにおいとかも取れると箱に書いてありました。




ヘルメットに効くかは謎でしたが、とりあえず布団にヘルメットをつっこんでヘルメットに風が当たるように布団乾燥機でプラズマクラスターの冷風をあてて乾燥させるのをお風呂に入っている間、毎回やっています。

温風にするとヘルメットが変形しやすいので、冷風のプラズマクラスターでやるのがポイント?です。





これをやっているとだいぶいい気がします。


ここで紹介したことは、あくまでも、シャルカーン家の一例です。
消毒方法はフォローアップ施設によって推奨されていることが違うようですし、必要な消毒回数は、子どもの状態によっても違います。
このブログは、あくまで参考例として書いていますので、実際の治療は、フォローアップ施設の指示に従って適切にすすめられるようお願いします🙇🏻‍♂️



おわり。