手術へ向けて③
2022年12月中旬、CTの結果を聞きに夫と2人で医大へ。
手術は、開腹では無く腹腔鏡下で手術をする事になるだろうと言われた。
手術入院まで1週間と少し。
私は心の中で「良かったー!開腹手術じゃなくて、何ヶ所かお腹に穴を開ける手術で、卵巣取れるんだ!」と、安堵した
しかし、医師の言ったのは、そういう意味ではなく
「お腹の中に腫瘍が散らばっている状態で、今回は組織を取って検査をして、その後抗がん剤治療になると思います」
「え?どういう事? お腹の中に腫瘍が散らばってるって初めて言われたんだけど…播種って事? 播種ってステージ3? 私死ぬかも?」 頭の中がグルグルした
たまたま検診で見つかって良かったですね…って言われたから、勝手に早期なんだと思い込んでた。
よくよく考えたら、だんだんお腹膨れてきたもんな
思わず私は「ステージって3くらいですか?」と、医師に聞いてしまった。
「4では無いかなと思ってます」と、医師は言った。
医大はチーム医療で、担当の医師が決まってないらしく、初診の医師とは違う医師から宣告された
診察室から出て、夫と「ステージ3って生存率が半分くらいだったよね」と落胆した
私は、死ぬかもしれないという恐怖よりも、そんなに進行してたの?
もっと早く言ってくれるべきじゃない?
なぜこの時期?
来週には入院、手術だよ?
もう、だらけ…
自分の事よりも、子供や兄弟、両親や義父母になんて言えば…