今日は久しぶりの大雨で、
気候も心もしっとりとした気分になりました。![]()
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こんな日はおうち読書を堪能します。![]()
本日、「風のマジム」を読み終わりました。
ひとことで言うと、
この本に出会えて本当に良かった。
「全ては本当に自分次第」と思えて、
心がすごく前向きになりました。
そして、最後に知ったこと。
実話なんです!!!!!
株式会社グレイス・ラム
金城 祐子さんの、
OLからのベンチャー事業の立上げ、
国産の日本初のアグリコールラム酒の
開発物語を、
作者の原田マハさんが作家になる前の
インタビューで実際に聞かれことを題材にして
書かれていた本でした。
グレイス・ラム | 沖縄・南大東島のさとうきびがラム酒になりました。無添加・無着色の県産ラム酒です。株式会社グレイス・ラム のオフィシャルサイトです。 (rum.co.jp)
読んでいる時から、一瞬一瞬
目の前に想像を広げていましたが、
実話だったことを知ると、
ひときわ感動が大きくなります。本当に…。![]()
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そして、実在するなら、
沖縄・南大東島発の
国内初のこのアグリコール・ラム酒を
飲まない選択肢はない!
と思い、早速注文。![]()
来るのが楽しみです。![]()
主人公のマジムのように、
一度決めたのに、
周りからも、「やめとけ~、無理じゃないか」
と言われて、
「こんなの無理だ~」、「あきらめも肝心さ。」と、
自分で勝手にそう思って
正当化することがたくさんあります。
でも、彼女のこの言葉が
私にはとても印象に残りました。
「こんな企画はだめかもな、と、ふと思った。
そしてすぐに、いや、違う、と否定した。
だめなのは、正直に打ち明けようとしない
弱い自分だ。」
「もっとも身近な人たちを納得させられずに、
先に進められるはずがない。」
「大切な人たちに、最初にわかってもらうんだ。」
なにごともステップ・バイ・ステップで
一歩一歩やっていくんだ、という気持ち。
周りのせいにしないで進んでいくぞ、
という気持ち。
思考の切り替えが難しいからこそ、
なかなかできないことだからこそ、
素敵だなと思うのです。
その後、マジムは事業計画書を作り、
社内プレゼンをして、審査を通過して
事業化に本格的に乗り出します。
その時にに上司からもらった言葉も
すごく素敵だな、と思って、
思わず蛍光ペンで線引いてました。![]()
「そりゃあ大変だろうけど、なんとかなる。
なぜなら、現に酒を製造している会社が
あるわけなんだからね。そうでしょう?」
「誰だって知らないことを始めるには
勇気がいるさ。だけど、
やってみればわかるもんじゃあないのかな。
へえ、なるほどこんなふうだったのか、って。」
こんなふうに、できる理由に目を向けて
背中を押してくれる人、最高だな、と思います。
お酒一本を作るのは、
こんなにもたくさんの、
色々な人の思いが詰まっているんだな。
ということを感じて、
とても温かくじーん![]()
となりました。
是非機会がありましたら
手に取って読んでみてください。
私は、この「コルコル」
が到着したら、
また本を手に取って読みながら、
この「風の酒」を感じてみようと
思っています。![]()
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今日もありがとうございました。
