犬弁当
最近、北京在住の知人からこんなメールが回ってきた。
「カンパチの刺身にご注意!」
なんでも中国から輸出されたカンパチから寄生虫アニサキス(名前カワイイ・・・)が検出されたそうだ。
食べると急性胃腸炎になっちゃうんだと。
北京に来た頃は、
マックのジュースは氷が水道水だから危険だ!
冷麺食べると肝炎になる!
ラーメンのスープを飲む時は丼に口を付けるな!
服屋の試着室に一人で入るな!(あ・・・ダルマ伝説?)
人に言われる事に過敏になっていたけど、最近は何でも気にせず口にするようになっていたな。
抗菌大国ニッポンでヤワなお腹に育ってる人が多い中、結構鍛えてきたから自分のお腹を過信してしまってるかも。気をつけなければ。
でも、中国の食文化には驚かされる。
金曜日のランチタイム、スタッフのリュウちゃんと社食に行ったんだけど、
彼女はダイエット中につきノンオイル弁当持参。
ママの手作りらしく、アタイにもおすそ分けしてくれた。
アタイ 「今日は何のお肉?」
リュウ 「犬だよ」
犬弁当って、スゴイよ。
もし日本で女子高のお弁当タイムにこの会話が聞こえたら異様だよな。
こっちだったら他にもカエル弁当とか、ザリガニ弁当とかありえるかな。
アタイは好き嫌いはしないけど、かつて養った経験がある動物は食べないと誓っている。
だから犬は食べない。カメも食べない。ザリガニはママに禁じられてるので食べない。
でも、中国の食材は未知との遭遇。知らずに口にしていた珍獣も少なくないかもね。
うちのパパはジイちゃんに「商売人はカメを食うべからず」って言われてスッポンも食べなかった人なの。北京に遊びに来た時、うちの総経理にだまされて食べて以来、最近の不景気をカメのせいだと嘆いてる。
アタイは昨日、サークルの集会でお好み焼きを食べた。
今日のお昼は日本からのお客様と灘万でランチ。
夜は県人会の姐さんとインド料理。
最近の北京は、いろんな国の色んな料理を食べられる。
日本にいるより、色んな料理を食べられる。
でも、帰国した時に食べるママのご飯が一番おいしいのは、アタイが幸せだって事だね。