意味性認知症とは平成27年に国の指定難病に認められた事で、高度の喚語障害、言語表出障害、理解障害により実質的にコミュニケーションが不能な障害だと徐々に認知されてきました。 


意味性認知症の言語機能障害は、初期から言語の成り立ちに必要な音声・文法・意味の中の「意味」だけが徐々に消えて行き、失った言語機能は一生回復の見込みがない難病です。


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雨が続き、乾かない洗濯物と共に

鬱陶しいのは

主人のしつこい“暖めたい欲“……

ホント、1日中、何回も何回も繰り返されるので

神経をやられそうです😥


娘に愚痴りました


娘の言うには

認知症の人は

元気だった頃に理性や諸々の理由で抑えられていた“欲“が、出ることが多い

よくあるのが、お金にこだわり『財布が無くなった』『財産を狙われてる』など

繰り返し訴える人

下半身を露出したり、やたら若い看護師や介護士の身体を触るなどする人

同じ物ばかりを集めたり買ったりする人…

などなど…

それからすると、トトさんの場合は

『寒いのは嫌だ!』という思いが強くて

そういう暖めることにこだわりがあるのでは?と言うのです

主人は、高校生までは東北の寒い地方で育ちました

積雪した道を登校する大変さを、よく私も聞かされました

主人の実家は、今は薪ストーブです

それは子供の頃から変わらないのでしょうか?

そうだとしても、実家は材木商でしたので

燃料には困っていなかったでしょうし

お坊ちゃま育ちでしたので

寒くて大変だという暮らしはしていないと想像しています

田舎暮らしの地も冬には−10℃はざらにある

凍結地帯でしたが

薪ストーブをバンバン焚き、いつも30℃超えでしたので

冬でも暑いくらいで寒くて困ることはありませんでした

でも、幼いころの体験と

認知症になったころの体験から

部屋を暖める=満足感(または富の象徴であったり、達成感でもあったのかも)

ということになっているのでは?というのが娘の見解でした


言われてみれば、それはあり得そうです


だからといって、9月初旬からストーブをつけるわけにはいきません

主人には上着と毛布で我慢してもらいましょう