意味性認知症とは平成27年に国の指定難病に認められた事で、高度の喚語障害、言語表出障害、理解障害により実質的にコミュニケーションが不能な障害だと徐々に認知されてきました。
意味性認知症の言語機能障害は、初期から言語の成り立ちに必要な音声・文法・意味の中の「意味」だけが徐々に消えて行き、失った言語機能は一生回復の見込みがない難病です。
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家に居る日の日中
いつも主人は何をすることもなく
自分の定位置にいて
たまに私の所に来て
(体感温度に差があるので、一緒の部屋にはいません(笑))
👴「ここから、冷たい風が出てるから消そうか」とか
👴「私の色々書いてあるお母さんにあずけたのを出してほしい」とか
👴「色々売っている所に行かない?」とか
度々要望を言ってきます
ところが!
今日は違いました
自分がお茶を飲んだカップを洗っているよう(!)で
それだけでもびっくりなのに
私のカップに水を並々に注いで
👴「はい」と持ってきてくれました
浄水器に切り替えてないお水なのでホントは飲みたくなかったのですが
👵「私に持ってきてくれたの?ありがとう!」と目の前でごくごくと飲みました
その後も、私がミシンをしている部屋を
👴「ここは涼しくてちょうどいいね」と、私の対面に座り
机に散らかった定規やペンをまとめてくれたり
糸くずを集めてくれたり
ミシンで送り出された布を邪魔にならないように引っ張ってくれたり
気付いたことを、色々手伝ってくれました✨
こんな事は初めてです
私のしていることに興味をもち
何をすればいいのか見て判断して
手伝ってくれる
まだ、こんな能力が残っていたのか?!と驚くと共に
私を手伝ってくれようとする事に
とても感激しました
これ…病気が治ってきているのでは…
ないですよね