意味性認知症とは平成27年に国の指定難病に認められた事で、高度の喚語障害、言語表出障害、理解障害により実質的にコミュニケーションが不能な障害だと徐々に認知されてきました。
意味性認知症の言語機能障害は、初期から言語の成り立ちに必要な音声・文法・意味の中の「意味」だけが徐々に消えて行き、失った言語機能は一生回復の見込みがない難病です。
通常、意思の疎通が出来ない状態とは終末期で寝たきりの患者を想定すると思いますが、意味性認知症の場合は初期から出現します。
見た目では極めてわかり難く、時々タイミング良く頷いたりするため理解しているのではないかと、周りからは誤解される事もあります。
一般的な声が出ない・喋れないという失語状態とは異なり、意味性認知症は "言葉の辞書的な意味の障害・喪失" の状態で、言葉の意味が失われているため家族間でも意思の疎通が難しい病気です。
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育休中の男性PTさんに代わって
今月は女性PTさんが来て下さってます
今日はそれに合せてケアマネさんも来られ
娘も遊びに来ていました
PTさんと一緒にウォーキングから戻ると
いつもは、自分の定位置の部屋へ戻るのに
その日は、珍しく応接間に戻り座りました
そしてニコニコと、私がPTさんやケアマネさんと話してるのを見ていました
その表情にケアマネさんが気付き
🧑「今日はとても表情がいいですね〜」
👵「ホントに、いつもは眉間にシワ寄せてるのに…」
🧑「デイサービスでも高齢の女性の方が困っていると手助けしてくれ、とっても紳士的ですよ」
👵「たまに娘や私が歩くのに着いていくと、話し掛けてくるし車が来ると手でかばうようにします」
いろんな事を忘れてしまった主人ですが
主人の中には、子供や女性やお年寄りなど
弱い者は守らなければいけないという気持ちが
まだ残っているみたいです
今日は若い女性が3人もいるので
良い雰囲気を作ろうと
それでニコニコしちゃったのかもしれませんね