意味性認知症とは平成27年に国の指定難病に認められた事で、高度の喚語障害、言語表出障害、理解障害により実質的にコミュニケーションが不能な障害だと徐々に認知されてきました。 


意味性認知症の言語機能障害は、初期から言語の成り立ちに必要な音声・文法・意味の中の「意味」だけが徐々に消えて行き、失った言語機能は一生回復の見込みがない難病です。

 通常、意思の疎通が出来ない状態とは終末期で寝たきりの患者を想定すると思いますが、意味性認知症の場合は初期から出現します。

  見た目では極めてわかり難く、時々タイミング良く頷いたりするため理解しているのではないかと、周りからは誤解される事もあります。

   一般的な声が出ない・喋れないという失語状態とは異なり、意味性認知症は "言葉の辞書的な意味の障害・喪失" の状態で、言葉の意味が失われているため家族間でも意思の疎通が難しい病気です。

    


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朝起きて行くと…

何やらほんのりと焦げたような匂い

キッチンに行くと、その匂いの元がトースターだとわかった

触ると、まだ暖かい…

👵「トトさん〜、これ使った〜?」

👴「ああ、部屋を暖めたよ」

👵「これは部屋を暖めるものじゃないよ」

👴「暖たまったから、さっき消したんだよ」

👵「もう寒くないから暖めなくていいよ」

👴「いや、暖めないと」

👵「暖めなくていいよ」

………😑スン!…聞く耳持ちません


数日前にこんな事がありました

夕食を済ませて、カウンターに並んで座っていたら

👴「この中のどれが暖めるやつ?」

キッチンですので

左から炊飯器・電子レンジ・コーヒーメーカー・湯沸かしポット・トースターが並んでいます

👵「や、ここにはご飯を作る機械しかないから」

👴「…」


以前に保温状態だった炊飯器の蓋をあけ

部屋を暖めようとした主人です

また、ここの電化製品で暖めるかもしれない

と、頭をかすめました


やっぱりやりましたわ😓😓😓