意味性認知症とは平成27年に国の指定難病に認められた事で、高度の喚語障害、言語表出障害、理解障害により実質的にコミュニケーションが不能な障害だと徐々に認知されてきました。
意味性認知症の言語機能障害は、初期から言語の成り立ちに必要な音声・文法・意味の中の「意味」だけが徐々に消えて行き、失った言語機能は一生回復の見込みがない難病です。
通常、意思の疎通が出来ない状態とは終末期で寝たきりの患者を想定すると思いますが、意味性認知症の場合は初期から出現します。
見た目では極めてわかり難く、時々タイミング良く頷いたりするため理解しているのではないかと、周りからは誤解される事もあります。
一般的な声が出ない・喋れないという失語状態とは異なり、意味性認知症は "言葉の辞書的な意味の障害・喪失" の状態で、言葉の意味が失われているため家族間でも意思の疎通が難しい病気です。
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たくさんのそら豆をいただいたので
👵「トトさん、ちょっと手伝ってくれる?」
と、鞘から取り出すのを手伝ってもらいました
1人でやるより早く終わりました😄
早速、お昼ご飯に塩茹でした物を出しました
👵「これは、トトさんが手伝ってくれた豆だよ」
👴「え?俺が?どこで?」
👵「そっちの部屋で座って2人でやったよね」
👴「ああ!思い出した、やったね」
なんとか思い出せたようです
小鉢に銘々に盛った物を
👵「これは、こうやって指で押すと中身が出てくるから皮は食べないでね」
と取り出しやすく切り込みを入れてから茹でた物を
やって見せました
ご飯の途中で、主人のそら豆を見ると減っています
???
え?皮を出していれば、見た感じの量はあまり変わりませんよね
それが明らかに減っています💦
👵「ねぇ~これは食べちゃダメだよ」
👴「ああ、朝言われたね」いえ、ついさっきです
👵「このまま食べちゃうから出しておくね」
と、主人の分は全部皮から出しておきました
???
え?皮も減ってる💦
👵「これは食べないよ、こっちだけだよ」
👴「そうなの?」
皮は私のお皿に置いておいたら、ようやく中身だけ食べるようになりました
あ〜ぁ、普通に食べさせるだけなのに
何故こんなに疲れるのでしょう
通ってるデイサービスの活動にも“家事活動“とあります
出来ることを一緒にやるのは
リハビリにもなるので
1人でやる方が早くて簡単でも
なるべくやるようにしたいです