意味性認知症とは平成27年に国の指定難病に認められた事で、高度の喚語障害、言語表出障害、理解障害により実質的にコミュニケーションが不能な障害だと徐々に認知されてきました。 


意味性認知症の言語機能障害は、初期から言語の成り立ちに必要な音声・文法・意味の中の「意味」だけが徐々に消えて行き、失った言語機能は一生回復の見込みがない難病です。

 通常、意思の疎通が出来ない状態とは終末期で寝たきりの患者を想定すると思いますが、意味性認知症の場合は初期から出現します。

  見た目では極めてわかり難く、時々タイミング良く頷いたりするため理解しているのではないかと、周りからは誤解される事もあります。

   一般的な声が出ない・喋れないという失語状態とは異なり、意味性認知症は "言葉の辞書的な意味の障害・喪失" の状態で、言葉の意味が失われているため家族間でも意思の疎通が難しい病気です。

    



田舎暮らしをしている中で
自分で作った野菜や果物の採りたてが食べられ
それを加工して保存食やジャムを作るのは
「贅沢なんだなぁ。。」と感じてました
時間と心に余裕がないとできない事です
そんな12年間は、主人と私の心の財産です


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主人の故郷の実家で、今は1人で暮らす

義兄嫁さんに電話をしました

先日の義兄さんの1周忌の時の電話では

実家の様子を私が尋ねることが多かったですが

今回はお義姉さんに主人のことを色々聞かれました

🧓「トトちゃんは元気にしてる?」

(主人の若い頃のことから知っているお義姉さんですので、こう呼びます(笑))

👵「はい、今も歩きに行っています」

🧓「え?1人で大丈夫なの?」

👵「たまに帰ってこれなくなりますけど、スマホにGPSが入れてありますので…」

🧓「そうね〜今はいいものがあるから…子供さんたちは?たまには来るの?」

👵「いえ、私に遠慮しているのかあまり…でも私に好きにやらせてくれていると思って…」

🧓「そうですよ、手を出さずに言うだけ言うのが1番困るのよ。カカさんは休めてる?」

👵「はい、今は週に2回デイサービスに行ってます。その間に休めますので大丈夫です」

🧓「そう、それなら良かった。良い人と一緒になってトトちゃんは良かったわ」

👵「いえいえ、ずっと頼りっぱなしだったから当たり前です」

🧓「また夏頃にこちらの物を送るから欲しい物があったら言ってね」

👵「はい、ありがとうございます」

いつも故郷の物をたくさん送ってくれます

同じ嫁同士なのですが

跡取り息子に嫁いだお義姉さんです

私が会ったことのない、お義母さんとお義父さんを見送り

そして義兄さんを見送り、今は1人で故郷の実家を守ってくれています

きっと、色んな苦労をしてきているでしょう

だからこその優しさを感じます


主人に故郷のことを思い出してもらうために

今度は何を送ってもらおうかな?