初めて、お腹の上で安眠。
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ここ数日、仕事やら打ち合わせでやらでゆっくりできていなくてごめんね。おかげでどうしても会いたかった人に会えたよ。

今日は日本百名山ひと筆書きの田中陽希氏の講演に行ってきました。

田中氏が満身創痍の中、最後の利尻岳に向かおうと歩き出した頃、我が家に陽希が産まれました。

当時、農園ではボクの父親が病気で長期入院中、決定的な人手不足に加え、作の初めの重要な時期、家では出産当日は台風直撃、さらには出産には38時間を要し、台風対策と妻の付き添いの同時進行は精神的にも体力的にもとても厳しかった。

そんな中、唯一の息抜き、いや、勇気を貰い、自分を奮い立たせてくれたのが、田中氏のチャレンジでした。

台風一過の朝、まだ雲で覆い尽くされていた空の下、台風対策していたハウスを見回り中に、東の空だけ雲が切れ、太陽が昇ってきました。
その神々しさ、これから産まれてきてくれる子の希望に満ちた人生を太陽が示してくれているようでした。

その後、お昼過ぎに産まれた我が息子。産まれるはるか前に名前は決めていましたが、いろんな希望がリンクし、「陽希」と名付けました。

あれから半年。
いつか必ず会えるだろうと思っていた田中氏に予想より早くにお会いできました。自分自身で決めた道を自分で切り開かなきゃのいいプレッシャーが、1日が終わる今もまだなんとも言えない興奮に包まれています。