(…続きです。多分、ダイビング編最終話)
帰国前日。
起床してビックリ。
未だかつて無い全身筋肉痛でベッドから起きられない。
恐るべし、グロットの石段…。
こんな状態でダイビングなんてやったら
きっと海底までの片道切符になるに違いない。
そう確信したウサタロウは、この日はダイビングをお休みして
のんびりと過ごすことにしました。
しかし、せっかくサイパンまで来てホテルにこもっていたらもったいない。
ちょうどそのダイビングショップでは、ダイビングの他にシュノーケリングや
バナナボートなど、ホテルの前の浅瀬で簡単なマリンスポーツも
やれるってことだったので、それでのんびり最後の一日を楽しむことにしました。
なんて賢明な判断(*^▽^*)
が、
チョイスを間違えた。
我ら(主にマミ)が選んだマリンスポーツ、それは
ウェイクボード…。
(※ボートに引っ張ってもらって波の上をすべるスノボーみたいなやつ)
マミはウサタロウと違って運動神経もよく、スノボーもかなり上手で
ウェイクボードに期待満々。
が、ウサタロウはスノボーなんてもってのほか、リフトから降りられず
さらにはリフトの中腹からうっかりお山にダイブ、
なんてことも朝飯前の自他共に認める運動音痴なのです。
せめてもの抵抗に、休暇中だったダイビングスタッフも巻き込んで
しまうことにしました。
ダイビングスタッフまーちゃん(仮名、♂、元ヤン、同僚をボコる)と
ウェイクスタッフおーちゃん(仮名、♂、悪魔顔)に励まされ、
筋肉痛の身体を引きずりながら海へ。
まずはマミから。
ボート上で魂の抜けているウサタロウに、まーちゃんが
「大丈夫、初めから立てる人なんていないからリラックスして…」
と声をかけてくれた瞬間、マミがボードの上に立った!!
初めての体験にも波にも臆することなくスイスイと波を渡る渡る。
これにはウサタロウ、がっつり惚れたね。
日本のヘタレた男性どもよ、マミのこの男らしさを見よといいたい。
これにはまーちゃんもおーちゃんも大絶賛。
うっわぁ、マミすごーい。…けど、次やりづれぇ…。
ウサタロウの番になり、諦めて海に入ったわけですが、
案の定ボートがロープを引っ張り始めた瞬間に
波間に投げ出されるウサタロウ。
飽きもせず吹っ飛ぶ吹っ飛ぶ。
そして、波に倒れてもロープを放すタイミングを逃すもんだから
海面上をボートにガンガンひきずられ、
その姿はまるで市中を引き回される
江戸時代の罪人。
まーちゃんもおーちゃんも、想像を絶する運動音痴っぷりに
ただただ絶句。
すいませんねぇ、期待にそえなくて…。
いや、ある意味期待通りというべきか…。
規定の時間15分を越えても立てなかったウサタロウ。
まあ、これでようやく解放されるワイ、と思った瞬間。
おーちゃん:「もう一回やろう!!絶対に立たせて見せる!!」
…は?
ちょっと耳が圏外でよく聞こえなかったんですが。
いや、もう充分楽しんだし、満足したし、
というより、生まれながらにして闘争心が欠落しているウサタロウ、
立てなくても一向に悔いなんて無いわけ。
しかし、ヒキコモリをはじめて目の当たりにしたらしい
まーちゃんとおーちゃん、元ヤンの血と海の男の使命感に
駆られ、目にはメラメラと闘志がみなぎっていました。。。
いやいやいや、ちょっとちょっと、無理だしもういいってば…
マミ、助けて~!!!
マミ:「そうだよ、もう一回やろう!!」
サイパンの海で、ユダ発見。
ささやかな抵抗むなしく、
レッツ・トライ・アゲイン。
マミの目には「頑張ってね♪」というキラキラした期待、
ヒキコモリ更生の使命感に燃えるおーちゃんの目には闘志、
そして元ヤンまーちゃんの目には
「立てなかったらどうなるかわかってるよな?」という暗黙の殺意…。
ははは、もうどうにでもなれだ。
バッチコイバッチコイ。
と、このやけっぱち作戦が功をそうしたのか、しばらく波間を吹っ飛んだ後
何とか振り落とされずにボードの上で座ったまま引きずられることに
成功したウサタロウ。
時間的に、これが最後の1本。
ふとボートの上を見ると、まーちゃんとマミが必死に何か叫んでいる。
「立って!!ウサタロウ、立ってぇ~!!」
声を枯らさんばかりに応援してくれるその姿に
ウサタロウ、軽く感動。
立つことをこんなに期待されるなんて、
クララ以来じゃないか?
そして。
ウサタロウが、立った~!!о(ж>▽<)y
記念すべき和製クララの誕生です。
その姿勢をしばらく保ち、無事終了。
ウサタロウ以上に喜びにわく人達をみて何だかとても
いいことをしたような気がしました( ´艸`)
自分のこと以上に喜んでくれたマミ、ありがとね。
休暇をヘタレに潰されてもキレずに最後まで付き合ってくれた
元ヤンまーちゃん、本当にありがとう。
そして、初めて目の当たりにしたヒキコモリのヘタレOLに
根気よく指導してくれたおーちゃん、
ドラクエにでてくるデビルにそっくりなんて思ってごめんなさい。
ウェイクボードに立てたことよりも、たくさんの人の優しさに
触れたことに感動したちょっと素敵な体験でした。
でも、きっともう二度とやらない(笑)
そんなこんなでサイパンの海を満喫したウサタロウの
沈没旅行だったのでした~(*^_^*)
できれば冬にまたサイパンに行きたいんですが、
明日から新しい会社に行くウサタロウ、年明けの忙しい時期に
有給休暇をもらうことができるのでしょうか…乞うご期待(笑)
(ダイビング編、完)
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次回から、またいつもの日記更新に戻ります。
とりあえず、明日から新しい一歩を踏み出すウサタロウに
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